11月18日の誕生花「ポインセチア(白)」
11月18日の誕生花・白いポインセチアの花言葉は「祝福する」
《白いポインセチアもポピュラーに》
11月18日の誕生花・白いポインセチアのご紹介です。
そろそろ町に、気の早いクリスマスイルミネーションが見かけられる季節になりました。
そして、つきものの「ポインセチア」もお目見え。
ポインセチアは「赤に緑」がなんと言ってもおなじみですが、「白に緑」もさわやかです。
そのほか、ピンクやオレンジなどのカラーバリエーションが増えてきました。
《白いポインセチア 基本情報》
トウダイグサ科。常緑低木。
原産はメキシコです。意外ですね。本来は寒さに弱い植物です。
高さは、2~5メートル。原産地付近では、かなりの迫力の「木」です。
19世紀前半に、アメリカの駐メキシコ大使の「ポインセットさん」がアメリカに紹介し、たくさんの園芸品種がつくられていきました。
「ポインセチア」の名前は、紹介者の「ポインセットさん」からとられたんですね。
花びらに見えるのは、「苞(ほう)」と呼ばれる萼(がく)。
昨日(11月17日)の花「スターチス」と同じです。
本当の花は、その中心に固まっている「つぶつぶ」した所。
《ポインセチアが「萼」をカラーリングするワケ》
なぜ、苞に色がついているかというと・・・、
ポインセチアは花が小さいので、苞に色をつけて目立たせ、受粉のために虫や鳥を引き寄せる役割を担わせているということなんです。う~む、考えてますね。
最近は品種改良が進み、耐寒性も増してきました。
そして苞の色も赤だけでなく、ピンク、クリーム、白や複色のものまでさまざま。
《ポインセチアを色づかせるコツ》
「短日性」の植物で、日が短くなると、花芽ができ、苞が色づいていきます。
花芽ができるのを察知して苞が変色するので、とにかく「花芽」を作るようにし向けてあげること、がコツと言えるでしょう。
箱などをかぶせて、「1日13時間暗くした状態」を40~50日続けると、花芽ができ、その後花苞に鮮やかな色がついてきます。
クリスマスに合わせたい場合、2ヶ月ほど逆算するといいわけですね。
お部屋に一鉢あると、一気にクリスマスムードに。
「めぼしい予定はないよ」と、ため息モードでも、ポインセチアの美しさには、きっと心癒やされるに違いありませんよ。
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