10月22日の誕生花「ダリア」
花言葉は「移り気」
《ダリアは10月22日の誕生花》
10月22日の誕生花・ダリアのご紹介です。
色・咲き方共にバラエティに富んだ、人気の花。
主な花期は、春と秋です。
《ダリアの基本情報》
キク科。球根植物。
原産地は、中米メキシコ、グアテマラ。
草丈は15~150センチ、
日本には、江戸時代の終わり頃に、オランダから持ち込まれました。
花の大きさは2~26センチくらいまでと多様です。
咲き方も、一重・八重・ポンポン咲き・デコラティブ咲きなどなど。
思わす「移り気」してしまいそう・・・。
花期は、主に2期。5~7月と、9~11月。
初夏の「1番花」を咲かせた後、真夏はいったん休み、再び秋に「2番花」を咲かせます。
花色は、赤・白・オレンジ・ピンクの単色や、グラデーションのかかった多色のものもあります。
最近は、フラワーショップでも、プライスカードに品種名まで掲示するようになってきました。
《ダリア園は各地にあります》
華麗なダリアの世界の幅広さを実感するには、やはり実際にいろいろ観てみるのが一番でしょうね。
各地に「ダリア園」があります。
関東でも、東京都町田市や埼玉県秩父市などに。
《ダリアとナポレオン妃・ジョゼフィーヌの関係は?》
また、この花は、ナポレオン1世の奥方「ジョゼフィーヌ」が好んだ花でもあります。
彼女はバラも好きだったのですけども。
ダリア園を宮殿の庭に作って、あちこちから取り寄せた珍しい品種を咲かせ、貴族達に自慢していたそうな。
取り巻きの人々に「ショゼフィーヌ様、ぜひお分けください!」と所望されても頑として首をタテに振らず、「いいえ!」とはねつけ続けた彼女。
何が何でも独り占めしたかったんでしょうね。
しかし、侍女の一人が株を盗み、自分の庭で見事に咲かせるという勇気ある行動(暴挙・・・!?)に打って出ました!
ジョゼフィーヌはそれ以降、すっかりダリアへの情熱を失ってしまったそうな。
このエピソードが「移り気」という花言葉の由来との一説も・・・。
まぁ、純粋に「この花が好き」という訳ではなく、自分の虚栄心を満たすための道具として咲かせていただけだったのでしょう。
そんな人間のドタバタに振り回されず、ダリアは美しく咲いていたに違いありません。
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