10月27日の誕生花「ツリフネソウ」
花言葉は「安楽」
《ツリフネソウ 漢字で書くと?》
10月27日の誕生花・ツリフネソウのご紹介です。
漢字で書くと「釣船草」。
つり下がるようにして咲く花を船に見立てて、つけられた名前です。
山野草ならではの、園芸種の花にはない、素朴な美しさを感じます。
《ツリフネソウの基本情報》
ツリフネソウ科。一年草。
原産地は日本。
そのほか、中国や朝鮮半島にも分布します。
草丈は50~80センチ。
花期は8~10月です。
山中の、湿地や水に近い場所を好んで、群生します。
ホウセンカの仲間で、熟した種子を勢いよくはじき飛ばす性質が同じ。
筒状になった花の奥に蜜を蓄え、昆虫を誘い、受粉を助けてもらいます。
《黄色い花の「キツリフネ」も有ります》
黄色の花をつける「黄釣船」という種類もあります。写真はこちらですね。
(管理人が東京・多摩地域のちょい山間部で撮影しました)
赤紫色の花の方が一般的なようです。
《ツリフネソウの学名は?》
ラテン語の学名は「我慢できない」という意味の「インパチェンス」。
種子をはじき飛ばすことから、つけられたのでしょう。
日本とヨーロッパでは、同じ植物でも名前の付け方がずいぶん異なるものなんですね。
ツリフネソウに関しては、日本は「見た目」からイメージをふくらませ、ヨーロッパは「性質」を特徴としてとらえた、と言えるでしょう。
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