11月2日の誕生花「フウセントウワタの実」
花言葉は「いっぱいの夢」
《フウセントウワタ 漢字で書くと?》
11月2日の誕生花・フウセントウワタの実のご紹介です。
漢字で書くと「風船唐綿」。
名前の由来は、後述いたします。
まずは、ご覧下さい! 写真の上部が「実」、下部が花です。
特に、実はユニークな容姿でしょ? 大きさは、ピンポン玉くらい。
トゲトゲは柔らかく、触っても痛くありません。
花言葉通り、本当に夢がいっぱい詰まっていそうな感じですよね。
《フウセントウワタの基本情報》
ガガイモ科。常緑低木。
原産地は、アフリカ南部です。
高さは1~2メートルくらいになります。
花期は、8月~9月にかけて。
その後、実をつけ、秋も深まるとパカッと割れて、中から白い絹糸のような綿毛をつけた種がでてきます。
原産地・アフリカ南部では、その綿毛を集めて、枕やクッションなどの詰め物にするそうです。
日本へは、昭和の初め頃に入ってきたようです。
《フウセントウワタ 名前の由来は?》
「風船のような実をつけるトウワタ」、の意味。
「唐綿」とは、「唐(=外国)からやってきた綿」。
風船の中に、綿毛が詰まっているから、綿の木・・・ということですね。
最初は「フウセンダマノキ(風船玉の木」)という名前での紹介でした。
このネーミングも、なかなかいいと思いませんか?
《フウセントウワタとマダガスカル・ジャスミンの関係は?》
じつはこの植物、白くて香りの良い花を咲かせることで人気の「マダガスカル・ジャスミン」と同じ科。
マダガスカル・ジャスミンのタネにも、綿毛がついているんです。
それ故につけられたと思われる花言葉も!
マダガスカル・ジャスミンの花言葉 詳しくはこちらのページで ↓
《フウセントウワタは人気者になりつつあります》
強いインパクトの外観で、生け花の花材に使われることも多く、温室栽培されて、需要が伸びているようです。
どちらかというと・・・「伝統的な華道」よりは、現代的・前衛的な「フラワーアレンジメント」に似合いそうですね。
忘れかけていた夢を、フウセントウワタの実に託して、実現に向けて一歩、踏み出してみましょうか!
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