11月4日の誕生花「サフラン」
11月4日の誕生花・サフランの花言葉は「陽気」
《サフランはスパイスの一種》
11月4日の誕生花・サフランのご紹介です。
「クロッカス」の仲間です。
そういわれてみれば・・・花の印象がとてもよく似てますよね。
めしべやおしべは、高級スパイスとしておなじみ。
花の中央に、細長く見える赤い部分が「めしべ」です。
《サフランの基本情報》
アヤメ科。球根植物。
原産地は、トルコ、地中海沿岸、西南アジア、南ヨーロッパ地域です。
草丈は、15センチ前後。
花期は、10月末~11月。紫色の小花を咲かせます。
ヨーロッパでは古くからなじみ深い植物。ギリシャ神話にも登場します。
江戸時代末期・幕末は天保年間に、日本に渡来したようです。
本格的に栽培が始まったのは、明治20年頃とされています。
《スパイス・ハーブとしてのサフラン》
フランス料理の魚介類スープ「ブイヤベース」インド料理の「サフランライス」の色と香りづけ、最近では「サフランティー」としても珍重されています。
香辛料としての役割はめしべに、着色効果はおしべにあるようです。
インド料理店などで、「サフランライス」が出てくると、ちょっとリッチな気分になるのは、私だけ?
高価なので、色が同じ黄色になる「ターメリックライス」にしている所が多いようですけれど。
《薬草としてのサフラン》
また、薬草として、ギリシャ時代から消化、利尿、二日酔などへ処方されていたようです。
現代医療の実験では、抗がん剤、老化防止に効果がある「かも」・・という可能性もみられるとか!
《サフランはなぜ高価なのか!?》
写真をご覧いただいてお判りのように、一輪の花には、細く小さなめしべがたった3本しかありません。
乾燥させると、ほんの「0(レイ)コンマ何グラム」になってしまいます。
しかも、分別作業は、ほぼ手作業で行われるようです。高価なわけですね。
日本では、「大分県竹田市」の特産品となっています。
可憐な花は、見るだけでも十分楽しませてくれますよねっ!・・・決して、負け惜しみではございませんので、あしからず。
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