9月20日の誕生花「ローズマリー」
花言葉は「思い出」
《ローズマリー 日本名は?》
和名は「まんねんろう(万年蝋)」。
独特の芳香があり、古くからハーブとして活用されています。
最近はスーパー・鉢植えは、ホームセンターでよく見かけられるようになりましたね。
《ローズマリーの基本情報》
シソ科。 常緑小低木。
地中海沿岸が原産地です。
高さは、数十センチ~1メートル前後。
花色は、おもに紫色です。
花期は、10月~5月と幅広く、真夏以外は種類や生育状況によってはよく咲くようです。
《ローズマリーの名前の由来は?》
語源としては2説ありまして、
まずは、花の姿を「海のしずく」に例えたもの。
ラテン語の「しずく」を意味する「ローズ」 と「海」を意味する「マリナス」を合わせたもの。
もう1つは、「聖母マリアのバラ(=rase of maria)」から転じた、と言う説。
聖母マリアがこの植物に衣をかぶせると、白い花がマドンナ・ブルー(=青色)に変わった・・・という伝説から由来した、ともされています。
《ローズマリーは西洋の「魔よけ」?》
ヨーロッパでも「常緑の植物には魔よけの力がある」と信じられておりまして、
この木の枝を柱や戸口に飾る習慣があります。
日本で言えば、「松飾り」みたいなものでしょうか。
《ローズマリーは西洋でおなじみのハーブ》
空気を浄化してくれるような、すーっとする強い香り。
様々な薬効・健康効果も実証されています。
「記憶力・集中力を高める」効能もあるそうで、受験勉強のデスクの傍らに、一枝。効きそうですね!
西洋では古くから生活に根ざしたハーブとして重用されています。
文学作品や戯曲、詩や歌にも多く登場している植物。
サイモン&ガーファンクルの名曲「スカボロー・フェア」の歌詞「ローズマリー」は、この花のことです。
《ローズマリー おすすめの使い方!》
・ハーブオイル
枝ごとオリーブオイル(エキストラバージン)につけ込みます。
そのままサラダにかけたり、パスタソースに混ぜます。
・お料理に~「サンマ」にピッタリ!(およそ5分で出来上がり)
いつも「塩焼き」だと飽きますよね。
にんにくオイルでさっと焼き色をつけた後、ロースマリーの葉を加え、塩・こしょうで調味。
フタをして蒸し焼き5分。かくし味にバルサミコ酢を加えても美味。
とってもイタリアンです。白ワインのお供に。
・お部屋の速効におい消し
葉を天日で少し干して、フライパンなどでかるく煎ります。
あっという間に部屋中よい香りです。
市販のスプレーを買うよりお得です。天然成分なので体にも安心。
お花も葉も楽しめます。
栽培も比較的簡単ですので、一家に一鉢ぜひどうぞ。
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