11月9日の誕生花「ジュズダマ」
11月9日の誕生花・ジュズダマの花言葉は「祈り」
《ジュズダマ 漢字で書くと?》
11月9日の誕生花・ジュズダマのご紹介です。
漢字で書くと「数珠玉」。
もともとは、食用の栽培植物として日本に入ってきたようですが、現在は河原や水辺などで見られる「野の草」となっています。
《ジュズダマの基本情報》
イネ科。多年草。
原産地は、東部インドからインドシナ半島、インドネシアの熱帯地域。
花期は7月から10月頃で、その後、固い皮におおわれた1センチほどの大きさの実をつけます。
草丈は、1メートル前後になります。
《ジュズダマ 名前の由来》
名前の由来は、固い種子を糸でつないで数珠にしたりお手玉に入れたりすることからきています。
光沢もあって、ちょいと「石」っぽいから貫禄もじゅうぶん。
実際、昔は数珠の材料にされたこともあるようで。
流石に現代では^^; 「なんちゃって数珠」でしょうかね。
《ジュズダマ 実の実体は?》
実を包む固い皮は、はじめは緑。
すなわち、画像はまだ若い実・・・ということですね。
その後、次第に茶褐色から黒っぽくなり、やがては光沢のある灰色になります。
正確には、葉の鞘(さや)が変化したもので、「包鞘(ほうしょう)」という部分です。
鳥や動物にべられないようにするための、防衛機能なのでしょう。
《ジュズダマは「野の宝飾品」?》
草の実にしては、固くて高級感のある光沢を持つため、世界各地でネックレスなどアクセサリーの材料として使われているようです。
ちょうど中心に上手い具合に穴が空いているので、糸を通しやすく、うってつけの素材のようです。
連想する用途は、万国共通なのですね。
お手玉の中身にすると、小豆とはまた違った感触と音が楽しめます。
子どもの頃、おばあちゃんが作ってくれたお手玉(中身は小豆)で、遊んだことを思い出し、ちっぴりノスタルジックな気分になりました。
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