11月22日の誕生花「アロエ」
花言葉は「健康」
11月22日の誕生花・アロエのご紹介です。
いわずと知れた、薬効満載植物。
「医者いらず」とも呼ばれ、花言葉も、そのまんまでんがな~!
思わず関西弁になってしまうほど、ベタでございます。
朱赤色の、熱帯植物らしい花をつけます。
ユリ科。多年草。
サボテンのようにも見えますが、「ユリ科」なんですね。
南アフリカが原産地です。
高さは、1~2メートル。原産地では、4~5メートルにもなります。
花期は、12月~1月ごろ。冬です。
日本には、江戸時代に渡来したとされていますが、「鎌倉時代に中国からやってきた」とする文献もあるようです。
多くの種類がありますが、鉢物や庭木として一般的に人気なのは「キダチアロエ」です。写真の花も、この種類。
健康食品として様々に使われ、ヨーグルトに入っているのは、「アロエベラ」。
「アロエ」とは、アラビア語で「苦い」という意味です。
このネーミングもまた、ベラ・・・もといベタですね~。
昔の人も、まず、かじってみたんでしょうな。
「厚手の葉で、ちょっと食べられそう!」てな感じで。
そしてそのキョーレツな苦さがそのまま名前になった、と。
「ベラ」はラテン語で「真実」という意味です。
人類との関わりは古く、健康効果のある植物として、古代エジプト時代から使われていたようです。
ピラミッドの中から、アロエの記述のある古文書が見つかったほどで、あのクレオパトラも美肌づくりに、そしてアレキサンダー大王などにも愛用されてきました。
微量多種の栄養素が一度に摂れ、様々な薬効が期待されることから現在も研究が続けられています。
ポピュラーな「キダチアロエ」の葉にも、もちろん薬効があります。
やけど、傷、虫さされには、新鮮な葉を切り開いて、透明なゼリー状の葉肉を貼りつけると効き目があるとされます。含まれている「アロエクチンB」という成分が免疫系を刺激して、傷の治りを早めるようです。
また、ニキビや日焼け後の肌のケアにも、効果的。
美容と健康に、大活躍してくれます。
栽培は、丈夫で手がかかりませんが、日本の寒さは大敵です! 一発で、やられます。
多肉質なので、葉肉が凍り、その後、腐ってしまうんですね。
管理人も、霜に当ててしまい、一夜にして、瀕死になってしまいました。
その後、室内にて治療(!?)し、見事、復活しましたが。
秋になったら、迷わず室内に取り込んでくださいね。
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