11月29日の誕生花「チャ」
花言葉は「追憶」
〈「チャ」の花・・・漢字で書くと?〉
11月29日の誕生花・チャのご紹介です。
すなわち、「お茶」の花です。
ちょうど、11月ごろが花のシーズン。管理人の家の近所でも、結構みかけますよ。
ぷっくりとした形の、白い花。あふれんばかりの黄色い花粉が目を引きます。
〈チャの花、基本情報〉
ツバキ科。常緑低木。
原産地は、中国。雲南省あたりとされています。
茶畑でのながめは、腰のあたりまでで、丸く刈り込まれたものがおなじみですが、天然ものには、7~8メートルほどになる種もあります。
白い5弁花を、10月~11月にかけて咲かせます。
〈お茶の木には、種類がある!〉
農作物としての分類は、
「中国種」・・・葉が小さくて丸く、寒さに強い(緑茶になる)。
「アッサム種」・・・葉が大きくて先がとがり、高木。寒さに弱い(紅茶になる。インドのお茶の木はこの種類)。
「アッサム雑種」・・・中国種とアッサム種の中間、雑種(ウーロン茶などになる)。
の3つに分けられます。
日本では、「中国種」が多く栽培されています。
〈日本人とお茶の歴史!〉
日本には、まず遣唐使によって8世紀にもたらされました。
その後12世紀に、臨済宗の僧「栄西(ようさい・えいさい)」が「喫茶の方法」「薬としての利用法」を中国から持ち帰りました。
建保2(1214)年、ときの将軍、源実朝(みなもとのさねとも)が二日酔いで苦しんでいた時、栄西が茶を献じたところ、実朝の二日酔いがすっかり回復。
その後、栄西はお茶の効能を記した書物を献上します。
以後、お茶は広く日本に普及し、喫茶の文化が定着することになります。
〈お茶は百薬の長! 美味しい淹れ方は?〉
お茶の健康成分や効果については「カテキン」はじめ、何かしらはご存知ですよね。美容と健康に、おいしく、お茶を楽しみましょう!
最近は、ペットボトルの緑茶も本当においしくなりましたよね~。
でも、やっぱり自分で好きな濃さに煎れたものには、かないません。
「熱湯ではなく、お湯をちょっと冷ます(煎茶は70度前後)」など、ちょっとしたコツをマスターすると、びっくりするほどおいしいお茶が飲めますよ。
研究してみてくださいね。
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