12月7日の誕生花「シクラメン」
12月7日の誕生花・シクラメンの花言葉は「内気」
《シクラメンは冬の鉢花の代表格》
12月7日の誕生花・シクラメンのご紹介です。
冬を彩る、代表的な鉢花。
11月の半ば頃から、フラワーショップの店頭の主役になってきます。
小椋桂さんの名曲「シクラメンのかほり」のメロディーが頭に浮かぶ、という方もいらっしゃるでしょう。
《シクラメンの基本情報》
サクラソウ科の球根性・多年草。
原産地は、トルコやイスラエルなど、地中海沿岸です。
多くの園芸種があり、草丈は、だいたい20センチほど。
花は直径2~4センチくらい。
花色は、赤・紫・桃・白などのほか、グラデーションのかかった複色もあります。
また、花弁がプリーツ状に縮れているタイプなど、花の形にもバリエーションが出てきています。
《シクラメンは翌年も咲く!?》
球根植物なので、本来多年性。
うまく夏を越せば、翌年も花を咲かせることができるんです。
4~5月ごろには、花が咲かなくなるので、水やりをやめて乾かし、鉢のまま風通しのよい日陰においておきます。
9月に入ってから新しい土に植えかえ、水と肥料を与えてみましょう。
新芽が出てきたら・・・・おめでとうございます!
最初の年よりは時期が遅くなりますが、花を咲かせてくれることでしょう。
管理人も、一度挑戦してみたのですが、復活はなりませんでした・・・。
《シクラメンの別名いろいろ》
いくつか別名もありますね。
ひとつめは「篝火花(カガリビバナ)」。花弁を反り返らせて咲く姿を、かがり火にたとえてつけられました。
こちらは、なかなか、詩的バージョン。
もうひとつは、「ブタのまんじゅう」。
原産地で、球根がブタの食糧になっていたことから。
こちらは、質実剛健(? 現実的?)バージョンですな。
外国語名を訳した言葉なので、「ブタのパン」となっていることもあるようです。こっちのほうが、いいかしらん。
《「良いシクラメン」の選び方のコツは?》
ショップでの「いいシクラメンの選び方」、なかなか難しいようですが、ひとつ挙げるとすると「葉の枚数が多いもの」を選んでください。
つぼみになる花芽は、「葉腋(ようえき・葉の内側の付け根)」にできるのです。
したがって、「葉1枚につき花芽が1つ」ということ。
ゆえに、「葉が多いものは、つぼみが多い = 花もたくさん咲く」ということになります。
ご参考になさってくださいね!
《シクラメン 花言葉の由来》
花言葉「内気」は、うつむいて咲く花の姿から。
しかし、花びらを反り返らせるため、角(ツノ)に見立てたのか・・・・
「嫉妬」「疑いを持つ」なんて花言葉もありますよ!
ちょっと、ご用心!?
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