12月4日の誕生花「ハボタン」
花言葉は「利益」
12月4日の誕生花・ハボタンのご紹介です。
まるで、バラの花のようですが、すべて葉!
キャベツの仲間。「青汁」の原料の、「ケール」の一種です。
本当の「花」は、ナノハナに似た、黄色い4弁花です。
アブラナ科。一年草。
ヨーロッパ西南部が原産地です。
江戸中期に渡来し、日本でいろいろな改良種が作られました。
草丈は、10~50センチほど。
11月から3月頃にかけて見栄えのする株となり、寒さにも強いことから、花壇の彩りとしておなじみ。
最近は、鉢植えになった「ミニタイプ」も出ています。
「花」色は、白、紫、赤紫など。
葉の形状によって、いくつかの系統に分けられています。
「東京系」・・・葉が丸く、寒さに強い。
「名古屋系」・・・葉がちりめん状。やや寒さや霜に弱い。
「大阪系」・・・東京系と名古屋系の中間。
「さんご葉系」・・・葉の切れ込みが深い。
それぞれ地域名で呼ばれているのが、面白いですね。「名古屋嬢」みたい?
春になると、中心部分から盛り上がり、ピラミッド型になっていきます(トウがたつ)。
そして、黄色い花を咲かせ、さらにそのままにしておくと、丈夫な株の場合新芽が出て、小さなハボタンがいくつも増殖!
この状態を「踊りハボタン」ともいうそうです。
くるくるとまるまった葉の中に「何かが入っているかも」と、イメージと期待をふくらませるのは、自然な感覚ですよね。
ハボタンの株に、ささやかな「利益」の願をかけてみましょうか。
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