12月5日の誕生花「ナンテン」
花言葉は「機知に富む」
12月5日の誕生花・ナンテンのご紹介です。
お赤飯の折り詰めや重箱に、この木の葉があしらわれていること、ありますよね。
秋から冬にかけては、赤い実のシーズン。一つの実は、直径6~7ミリほどの大きさです。
メギ科。常緑低木。
原産地は、インド~中国南部。
日本の暖かい地方にも自生種がみられます。
高さは、1~2メートルほど。
関東より西の山野に自生しますが、実の美しさと、葉・茎・実すべてに薬効があることから、古くから庭木として親しまれてきました。
また、ナンテンという名前を「難を転ずる」にかけて、縁起物としての存在感ももつ樹木。
白い花は、6~7月にかけて咲き、実は11~12月にかけて赤く熟します。
固い材質で、独特の風合いがあり、京都の金閣寺の床柱(床の間の柱)は、南天材が使われています。
薬効はさまざまですが、何と言っても「のどに効く」。
管理人も、のど飴のお世話になっています。
その他の薬効に関しては、関連サイト「花言葉事典」にまとめましたので、ぜひ、ご覧下さい。
お料理にあしらわれることは、理にかなっていることなんですね。改めて、先人の知恵に、脱帽です。
古くから様々なジャンルで役に立ってくれている、まさに「機知に富む」植物なのです。
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