2月24日の誕生花は「ツルニチニチソウ」
2月24日の誕生花・ツルニチニチソウの花言葉は「幼なじみ」
《ツルニチニチソウ 漢字で書くと?》
「蔓日日草」となります。
その通り、「ニチニチソウのつるバージョン」。
淡い紫色がさわやかな印象です。
5弁花にみえますが、筒状の花弁が、5つに分かれています。
花壇やプランターはもちろん、つるの性質を生かしたハンギング(吊り鉢)での栽培などにも利用されます。
《ツルニチニチソウの基本情報》
キョウチクトウ科。常緑つる性の多年草(半低木)。
南ヨーロッパ~北アフリカが原産地。
明治時代初期に、園芸植物として日本へ渡来したとされます。
草丈は、花をつける茎は40~50センチ、それ以外は1メートルを超えます。
最初は直立しているのですが、徐々に「蔓っぽく」なっていきます。
花期は、4~6月。
直径4~5センチほどの、薄紫色の花を咲かせます。
とても丈夫な性質で、半日陰でも良く育ち、かなり耐寒性もあります。
繁殖力も強いため、野生化しているものも。
「班入り」の園芸品種もあります。
《ツルニチニチソウは毒にも薬にも!》
キョウチクトウの仲間なので、葉や茎に、有毒成分「アルカロイド」を含んでいます。
が、しかし。
「毒をもって毒を制す」の言葉通り、血圧を下げる薬などとして使われています。
また、少し小型のよく似た仲間、「ヒメ(姫)ツルニチニチソウ」に含まれる成分は・・・
脳細胞への酸素供給を高め、循環代謝を向上させるとして、
「痴呆症」治療への応用研究が進められています。
日本でも「ヒメツルニチニチソウ」エキス配合のサプリメントが市販されているようですね。
「物忘れが多くなったとお感じの方に・・・」
「いつまでも若々しい脳の働きをお望みの方に・・・」
などなど、「?」とも思いますが、ちょっと気になる宣伝文句が並んでおります。
薬効成分の専門的なことは、その道のプロにおまかせするとして、まずは美しい花を楽しんで、心の健康を作り上げていきましょう!
《ツルニチニチソウ 花言葉の由来は?》
「幼なじみ」という花言葉は、
周囲に体をあずける生育形態と、庶民的な雰囲気の花から、連想されたものでしょう。
つるの間で寄り添って咲く花は、手をつないでいる、ほほえましい「幼なじみ」のようにも、見えますね。
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