2月28日の誕生花は「ゲッケイジュ」
2月28日の誕生花・ゲッケイジュの花言葉は「勝利」
《ゲッケイジュ 漢字で書くと?》
「月桂樹」となります。
ゴールしたマラソンランナーに捧げられるのが「月桂冠」。
(日本酒ではありません)
高橋尚子選手も、かぶってました。
ギリシャ神話の太陽の神「アポロン」の木とされ、古くから名誉の象徴とされています。
花も、それにふさわしく、黄金色。
《ゲッケイジュの基本情報は?》
クスノキ科。常緑高木。
地中海沿岸が原産地。
日本には、明治の末ごろに入ってきました。
一説には、1905(明治38)年のこととされています。
高さは、15メートルほどになります。
葉や枝に芳香があり、香辛料「ローリエ」「ローレル」として利用されています。
また、葉からは「月桂油(げっけいゆ)」が採取され、アロマテラピーの精油にもされています。
花期は、4~5月。
黄色の花を、葉のつけねに密集させて咲かせます。
その後、10月ごろに、1センチくらいの暗紫色の実が熟します。
《ゲッケイジュは用途が多様》
確固としたイメージがあって、「記念樹」に植樹されることが多いようですね。
とても丈夫で、成長も早いため、垣根や庭木などにもよく使われます。
そして、ハーブとしての使い道もバッチリ。
葉をつみとって乾燥させておけば、いつでもお料理に香ばしい香りをつけられるので、お庭に一本あってもいいですね。
挿し木で増やせますよ。
「勝利」という花言葉と、月桂冠、2006年2月現在、一番似合うのは・・・・
やっぱり、「荒川静香さん」でしょうかね。
(その後、あまたのアスリートが月桂冠を授けられております)
《ゲッケイジュの「意外な花言葉」は?》
花言葉が登場して話題になったアニメ「花の子ルンルン」では、黄色い花につけられた、ちょっと意外な花言葉が紹介されました(第15話)。
ズバリ、「裏切り」。
木全体に「勝利」「栄光」といった、聞いて納得! の花言葉なんですが・・・
これはひとえに、花の色からきています。
黄色の花は、呪われている・・・!?
西洋圏での「黄色」のイメージについては、何度かこのサイトでもご紹介しています(キリストを裏切った、ユダの服の色)。
「黄金」というよりは、「忌み色」としてのイメージが強かったようですね。
派手すぎるからかしら・・・。でも東洋では、どちらかというと「縁起の良い色」ですよね。
その影響で、黄色い花にはネガティブな意味が込められているものが多いのですけれど、ゲッケイジュにはやっぱり、「VICTORY!」が似合いますよね。
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