3月2日の誕生花は「アルメリア」
3月2日の誕生花・アルメリアの花言葉は「思いやり」
《アルメリア 日本での名前は?》
日本名は「ハマカンザシ(浜簪)」。
小花がまとまって、小さな球体を形づくる様子は、まさに「かんざし」。
ドライフラワーになる「スターチス」と同じ仲間です。
《アルメリアの基本情報》
イソマツ科。多年草。
原産地は、南ヨーロッパ。
ほかに、北アメリカ・西アジアなど、温帯地域に広く分布しています。
草丈は、5~60センチほど。
切り花にされる大型種や、矮小種(小型のもの)も、交配によってつくられているようです。
花期は、3月下旬~5月にかけて。
一本の花もちそのものは、4日前後と、あまりよくない部類に入ります。
花色は、ピンクの濃淡、白、紅など。
一つの花の「かたまり」は、直径2センチほどで、ちょうどピンポン球くらいです。
コンパクトで丈夫、松葉にもちょっと似ている葉は常緑なので、花壇のふちどりや鉢植えなどにぴったり。
日光を好み、多湿を嫌います。
日本の「梅雨」が苦手で、種ができにくく、「株分け」でふやします。
《「アルメリア」の語源は?》
「アルメリア」とは、ケルト語で「海の近く」という意味。
海岸地帯に自生していることからつけられたようです。
同名の都市が南スペイン・アンダルシア地方にあるのですが、地中海に面しており、まさに「海の近く」。
荒涼とした砂漠も近くにあって、「ミニ ハリウッド」と呼ばれるオープンセットがあります。(西部劇映画「夕陽のガンマン」のロケ地だそうです)
《アルメリア 花言葉の由来は? そしてそこから派生するのは?》
また、「アルメリア」でサイトを検索したら、ホテルやレストランなどが、たくさんヒットしました。
この花には、「歓待(=おもてなし)」という花言葉もあります。
これは、その花言葉が由来なんでしょうね。
同じ名前の都市・アルメリアは、けっこうなリゾート都市、とのこと。
その辺の「お・も・て・な・し」感から、花言葉が後付けされたのかしら?
ともあれ、春の足音を感じたら、「思いやり」あふれる「歓待」に触れて心に栄養を与えるべく、浜にでかけてみましょうか。
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