3月5日の誕生花は「クンシラン」
3月5日の誕生花・クンシランの花言葉は「貴い」
《クンシラン 漢字で書くと?》
「君子蘭」と書きます。
「蘭」とつきますが、ランの仲間ではありません。
「クリビア」という属名が、イギリスの「高貴な公爵夫人」にちなむことから、「君子」がつきました。
写真は、「クリビア ミニアータ」、「受け咲きクンシラン」です。
鮮やかな朱赤がとても美しいですね。
《クンシランの基本情報》
ヒガンバナ科。常緑多年草。
南アフリカが原産地。
高さ40~50センチに花茎をのばして、らっぱのような形の花を10~20個咲かせます。
花期は、3~4月にかけて。
花色は、朱赤のほか、黄色・白・ピンクなど。
つやのある大きな葉も見応え十分で、斑入りの種類もあります。秋には、赤い実が楽しめます。
《「本家クンシラン」は、現在ポピュラーな物とは違っていた!?》
日本には、まず、明治25(1892)年に、下向きに花を咲かせる「クビリア ノビリス」という種が渡来しました。
もともとは、こちらが「元祖クンシラン」であります。
その後、明治末に「クリビア ミニアータ」が渡来し「受け咲きクンシラン」という名称になりました。
後発の「ミニアータ」の方が花が華やかで人気となり、現在一般的に普及している「クンシラン」とされています。
代表種は、
クリビア ノビリス(クンシラン)
クリビア ミニアータ(ウケザキクンシラン)
クリビア ガーデニー
クリビア カウレッセンス
など。
「ノビリス」は、現在はあまり見られないようですね。
《クンシラン 栽培のコツ》
意外と「葉焼け」しやすいので、夏の間は直射日光に当てないことが栽培のコツ。
また、霜に合わない程度に、ある程度寒さを体験させないと、花芽がよく伸びないようです。(ビミョーですな)
管理人の実家にも何鉢かありますが、堂々たる雰囲気です。
どことなくオリエンタルな印象もあって、アジアンテイストのお部屋にも、しっくりなじみそうです。
「貴い」という花言葉は、そのものずばり。
名前にはもちろん、雰囲気にも、はまっています。
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