3月11日の誕生花は「フリチラリア」
3月11日の誕生花・フリチラリアの花言葉は「人を喜ばせる」
《フリチラリア 日本名は?》
日本名は「瓔珞百合(ようらくゆり)」。
「瓔珞」とは、仏具の一種で、仏間の飾りとして天井からつり下げられる装飾具。
また、仏像の「アクセサリー」、ネックレスのような装身具にも、この名がついているものがあるようです。
なかなか、個性的な容姿をもっている植物。
「クロユリ」と近い仲間です。
《フリチラリアの基本情報》
ユリ科。球根植物。
「フリチラリア属」にはおよそ100種ほどが確認されています。
、写真の花は、日本で一般的に「フリチラリア」と呼ばれる「フリチラリア・インペリアリス」。
原産地は、インド、ヒマラヤをはじめ、イラン、トルコなど西南アジア。「中近東」と言われるあたりです。
日本には、明治の始め(5~6年ごろ)に渡来したとされます。
高さは、60センチ~1メートルと大柄。
花の咲き方を「冠」に見立てたことと、初めて作られたのが、ウィーンの王家の庭(impelial garden)であることから、「インペリアリス」となりました。
英名も「クラウン・インペリアル(crown imperial)」。
イングリッシュガーデンでは、そこそこポピュラーな存在のようです。
花期は、3~6月。
オレンジか黄色の花を、下向きに咲かせます。
「独特の香り」があるようで、好き嫌いが分かれるかもしれません。
これは「クロユリ」も同様で、人によっては「悪臭」とも?
管理人は嗅いだことがないのですが・・・どんな香りなのでしょうか?
《フリチラリアは球根が高価!》
チューリップやクロッカスに比べると、球根はかなり高価。
一個「3980円」のものがありました^^;
輸入物がほとんどだそうで、とにかく「腐りやすい」とか。
多少育て方にもコツがいるようです。けっこう、マニアックかな・・・。
「新しもの好き」な方、「今年は新種の栽培にチャレンジしてみたい」という方、秋の植え付けですので、それまでに研究してみては?
開花するとかなりの迫力で、「人を喜ばせる」に値する存在に、なってくれそうです。
このページへのリンクは以下のタグを貼り付けて下さい。