3月12日の誕生花は「エニシダ」
3月12日の誕生花・エニシダの花言葉は「謙遜」
《エニシダ 漢字で書くと?》
濃い緑のしなやかな枝に、蝶のかたちにも似た花が、群がって咲きます。
その様子を、金色の「雀(すずめ)」に見立て、漢字では「金雀枝」。
《エニシダの基本情報》
マメ科。落葉低木。
原産地は、ヨーロッパの地中海沿岸。
日本には、江戸時代前半に中国を経由して渡来したとされます。
高さは、1~3メートル。
鉢植えの矮性種(小型のもの)「ヒメエニシダ」も出回っています。
花期は、4月~6月にかけて。
黄色や白の、2センチ前後の大きさの花を咲かせます。
花の一部が赤い「ほお紅エニシダ」という園芸種や、赤・ピンクのものも。
枝や葉・種に有毒成分が含まれているため、誤って食べると中毒をおこします。
《エニシダは西洋では「箒(ほうき)の木」!》
英名は「スコッチ・ブルーム」と言うのですが、「ブルーム」とは、「ほうき」のこと。
しなやかな枝を束ねて、ほうきにしたんですね。コシが強くて、きれいになりそう^^;
「魔女のほうき」は、この枝を束ねて作ったものとも言われています(ハリー・ポッターの「ニンバス2000」
「ファイアボルト」は、違うと思いますがっ)。
そんなところから、「きれい好き」という花言葉もつけられています。
《エニシダ 花言葉の由来は?》
その他の花言葉の由来もご紹介しましょう。
「謙遜」という花言葉は、フランスの伝説から。
王である兄を殺して、王位を奪った弟。
しかし、良心の呵責に悩み、とうとう城を捨てて巡礼の旅に出ます。
毎晩エニシダの枝を手に、懺悔をしたということです。
まあ、「謙遜」と申しましょうか、何と言いましょうか・・・。
(この伝説からは「卑下」という花言葉も)
強引なことをしても、自分も苦しんでしまう、ということでしょうかね。
新年度スタートを控えた日本においては、
「断捨離」をイメージさせる「きれい好き」が重んじられるかな?
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