3月17日の誕生花は「アンスリウム」
3月17日の誕生花・アンスリウムの花言葉は「情熱」
《アンスリウム 「本当の花」は?》
赤いハート型の中心からのびている、
「天狗の鼻」のような部分が、「花」です。
周囲をとりかこんでいるのは「仏炎苞(ぶつえんほう)」という器官。
温室栽培がさかんで、一年中出回っています。
《アンスリウムの基本情報》
サトイモ科。常緑多年草。
コロンビア・エクアドル・キューバなど、熱帯アメリカや西インド諸島が原産地。
600~700種の原種が確認されています。
日本には、明治時代の中ごろにに渡来したとされます。
一般的になったのは、第二次大戦後。
前衛華道の花材として、人気となりました。
現在切り花として最も多く流通しているのは、樹上生活の種類「アンドレアナム」という原種の園芸品種、および交配種で、「オオベニウチワ(大紅団扇)」の別名もあります。
高さは、30センチ~1メートルほど。
矮小種(小型種)も作り出されて、コンパクトな鉢物も出回っています。
花期は、ほぼ周年。
仏炎苞の色は、赤のほかに白、ピンク、茶や緑もあります。
大型種、小型種、蔓性のものなど、性質はさまざま。木の上で生活する種類もあります。
多様性は、ランにも似ていますね。
《アンスリウムの別名は?》
日本での別名は「ベニウチワ(紅団扇)」。
まんま、ですね。
まるで、プラスチックで作られているかのような独特の質感。
松など、和風の花材と組み合わせてもおもしろい感じになります。
先日、行きつけのカレー屋さんが支店をオープンしたのですが、「開店祝い」にこの花の鉢植えが贈られていました。
「これから頑張っていこう!」という「情熱」に、ハート型のアンスリウムが、エールを送っているように見えました。
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