3月21日の誕生花は「マダガスカル・ジャスミン」
3月21日の誕生花・マダガスカル・ジャスミンの花言葉は「二人で遠くへ旅を」
《マダガスカル・ジャスミンは「ジャスミンにあらず!?」》
ここ数年、フラワーショップでよく見かけるようになりました。
「ステファノティス」の名前でも流通しているようですね。
芳香のある白い花と、ツヤのある葉が美しく、人気の鉢物のひとつ。
しかし、「ジャスミン」とは名ばかりで・・・
真相は、下段に。
《マダガスカル・ジャスミンの基本情報》
ガガイモ科。常緑つる植物。
その名の通り、マダガスカル島が原産地。
日本へは明治の中ごろに渡来しました。
つる性なので、支柱にからませて育てます。
鉢物の仕立ては「あんどん仕立て」というそうです。
花のついた鉢物が出回るのは、4~7月ごろ。
家庭で育てた場合の花期は、7月ごろになります。
花色は白で、トランペットの先端が5つに分かれたような感じ。
強い芳香があります。
《マダガスカル・ジャスミンの正体は?》
ショップでは、「ジャスミン」として売られていますが・・・
実は、本家「ジャスミン」とは、まったく違う科なのです!
本家は「モクセイ科」で、こちらは「ガガイモ科」。
まあ、どちらも良い香りで(実際香りはジャスミンによく似てます)、つる性だし・・・ま、いっか、と言えなくもありませんが。
花持ちが良いので、ブーケやコサージュなどに広く利用されます。
6月のブライダルシーズンに、活躍しそうですね。花嫁を「匂い立つような美しさ」に、彩ってくれることでしょう。
《マダガスカル・ジャスミンの種は?》
さて「このジャスミン」、うまくすると、長さ10センチくらいの卵形をした実がなるのです。
何をかくそう、管理人の家にも一鉢ありまして、数年前に「結実」したのです!
黄緑色の卵みたいな実が、みるみる大きくなって「どうなるんだろう~」と思っていたら、秋に黄色くなって、アケビのように割れました。
中には・・・・
ふわふわの綿毛をまとった種が、びっしり入っていましたとさっ。
そう、「ガガイモ科」の植物は、タンポポのように、綿毛をしょった種が風にのって、あちこちに散らばるのです。
《マダガスカル・ジャスミン 花言葉の由来は?》
そんなところから、「二人で遠くへ旅を」という、何ともロマンチックな花言葉が授けられたのでしょう。
えっ?
・・・「二人で」って所が引っかかる?
「旅は一人に限る」ですって?
・・・それはそれで、良しとしましょう。
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