3月31日の誕生花は「クロタネソウ」
3月31日の誕生花・クロタネソウの花言葉は「とまどい」
《クロタネソウ 漢字で書くと?》
「黒種草」、となります。
その名の通り、花の後には、黒い種の入った実をつけます。
フラワーショップでは、「ニゲラ」の名前でも出回っているようですね。
《クロタネソウの基本情報》
キンポウゲ科。一年草。
地中海沿岸が原産地。10数種が分布しています。
日本には、江戸時代末に渡来したとされます。
草丈は、30~80センチ。
花期は、4~7月。
露地ものは5月下旬ごろから開花するようです。
原種は5弁花ですが、園芸品種は八重咲きが主流。
花色は、青、紫、ピンク、白。
花はもちろん、実も風船のようにふくらんで面白い形になって、ドライフラワーにも利用されます。
花の下にある、レースのような部分は、萼が変化した「苞(ほう)」。
花びらの様に見えるのも、じつは「萼(がく)」です。
《クロタネソウ タネはスパイス》
実の中の黒い種には、スパイシーな香りがあり、
特に「ニゲラ・サティヴァ」という種類は、
ヨーロッパでは、コショウがもたらされるまで、重要なスパイスとして使われていました。
現在も、インドやギリシャ、アラビアなどでは、肉料理やカレーに使われているようです。
《「霧の中の」クロタネソウ!?》
英名は「ラブ イン ア ミスト(霧の中の恋人)」。
なんだか「GS(グループサウンズ)」の曲名みたいですが^^;
(タイガース? オックス?)
確かに、霞の中に咲いた花のような雰囲気で、独特のオーラがあります。
管理人は先日、近所のスーパーの「398円お買い得花束」に、この花が入っているのをみつけました。
(むむ、やるな、○トー○ーカドー!)
なかなか、シックな「選花眼」をもつ、コーディネーターがおられるのーと、感心。
チューリップの隣にあったこの花は、ちょっぴり「とまどって」いるようにも見えました・・・。
《クロタネソウの「みどころ」&「開運ポイント」》
英名の「霧の中の恋人」、
その名の通り、雰囲気たっぷりで、独特のオーラを醸し出します。
春の花にしては、ちょいとオトナの陰影を感じさせるイメージ。
新年度目前、環境の変化に「とまどって」いる心に、落ち着きを与えてくれるでしょう。
