4月15日の誕生花は「モクレン」
4月15日の誕生花・モクレンの花言葉は「自然への愛」
《モクレン 漢字で書くと?》
ご想像(?)の通り、「木蓮」です。
一般的には、紫色の「シ(紫)モクレン」のことをさすようですが、
管理人としては、
春先の「ハクモクレン」も大好きな花のひとつなんです。
どちらも、行く手を照らしてくれる、かがり火のように見えます。
この感じ方、あながち的はずれではないんですよ、偶然ですが。
「道しるべ」的な役割に使われることがあるんです。
その理由は、下段で。
《モクレンの基本情報》
モクレン科。落葉低木または高木。
紫モクレンは、樹高4メートルほどの低木、
白モクレンは15メートルほどの高木になります。
中国が原産地。
日本には薬用として古くに渡来したとされ、花のつぼみを日干しにしたものが「辛夷(シンイ)」という漢方の生薬で、蓄膿症や鼻炎に効果があるということです。
花期は、4~5月。
ハクモクレンはもう少し早くて、3月下旬ごろから咲き始めます。
花の大きさは、10センチほど。
結構大きく、迫力があって、気品や威厳も感じさせます。
オリエンタルな雰囲気ですよね。良い香りもします。
と言っても、花が頭上にあることが多く、香りを楽しむのは、なかなか至難の業ですが(特にハクモクレン)・・・。
《モクレンは「化石的植物」!?》
種としての歴史はとても古くて、1億年以上前から現在の形だったようで、白亜紀・第三紀の地層から化石が発掘されるのだそうです。
植物界の「シーラカンス」の如し!?
恐竜の時代・・・
彼らは、お花見をしていたのかしらん?
《モクレンは行く手を示す?》
また、モクレンの仲間(コブシ、タムシバなど含む)は、「方向指標植物(コンパス・プラント)」と呼ばれています。
つぼみの先端が、「必ず北を向くから」なんだそうです。
日当たりのよい南側の方が早く成長し、バナナのように曲がって、先端が北を向く。
山歩きのハイカーなどに、方向を把握する目印として利用されているんですね。
「夜の北極星(ポラリス)」
「昼のモクレン属」って、ところでしょうか。
花言葉「自然への愛」、
悠久の歴史、スケールの大きさを感じさせてくれます。
《モクレンの「みどころ」&「開運ポイント」》
落ち着いた華やかさで、春にはなくてはならない花の一つ。
紫色は古来から「格の高い色」とされていて、邪気を払う効果があります。
新生活で少し疲れ気味・・・という方、週末は近所を散歩して、この花を探してみてはいかがでしょう。
きっと、がんばる力を分けてくれるはずです。
