4月19日の誕生花は「キショウブ」
4月19日の誕生花・キショウブの花言葉「幸せをつかむ」
《キショウブ 漢字で書くと?》
ハナショウブの黄色バージョン。
黄色いショウブ、の意味で「黄菖蒲」となりました。
紫の花に比べると、明るく元気な印象ですね。
出身が日本ではないので、ちょっと「バタ臭い」感じ?
《キショウブの基本情報》
アヤメ科。多年草。
ヨーロッパから中近東が原産地。
北アメリカにも分布がみられるようです。
日本には、明治30年ごろに渡来したとされます。(By 牧野富太郎博士)
とても丈夫で、現在は野生化し、湿地や池の端など、あちこちで見られるようです。
草丈は、60~100センチ。
花期は、5月はじめごろ。
地域にもよりますが、端午の節句前後に咲き始めるようです。
葉の中央に通っている「葉脈(センターライン)」が、はっきりしているのが特徴。
アヤメやショウブの仲間は、「水の中で咲く」というイメージがありますが、
この花は水辺からは一歩引いて、水際ながらも少し乾燥した場所で群生しているものが見られます。
「水を、水際で阻止」・・・てな感じでしょうか。
《キショウブは西洋で重用されている花》
3枚の花弁が垂れ下がるところから「三位一体」の象徴とされ、フランス王家の紋章のモチーフになっています。
また、ルネサンス時代の「初期ネーデルランド(オランダ)絵画」には、「聖母の花」として、ユリに代わって多く描かれているようです。
ヨーロッパでは、かなりなじみ深い花なんですね。
《キショウブは「要注意植物」!》
日本では・・・、
その旺盛な繁殖力が災いして、在来種を駆逐してしまうおそれがあるとして、環境省の外来生物法が定めるところの「要注意 外来生物リスト」に加えられているんです。
アヤメやショウブ類の在来種には、数が減っていて、保護の必要が検討されている種があり、それらの存在をおびやかす可能性がある、ということです。
「在来種」と「外来種」の問題は、動植物あわせて、なかなか難しいものがあるようです。
「幸せをつかむ」ことは多いに望みたいですが、
一度つかんだら(栽培をはじめたら)、
離すことには(野生化させるのは)慎重になった方がよさそうですね。
《キショウブの「みどころ」&「開運ポイント」》
すっとした花の姿が、理性を呼び起こしてくれます。
豊かな感情と知性のバランスを整えてくれるでしょう。
西に飾れば、金運アップの効果も。
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