4月23日の誕生花は「ハナミズキ」
4月23日の誕生花・ハナミズキの花言葉は「私の思いを受けて下さい」
《ハナミズキ 漢字で書くと?》
「花水木」となります。
一青窈さんのヒット曲で、
一躍ヤングにも(・・・古い?)その名が知れ渡りました。
この曲を聴いて、「どんな花?」と調べた方も多かったのでは?
改めまして「こんな花」です。
《ハナミズキの基本情報》
ミズキ科。落葉高木。
原産地は、北アメリカからメキシコ。「アメリカヤマボウシ」という別名もあります。
樹高は、5~12メートルほどになります。
花期は、4月下旬~5月にかけて。
花色は、白、ピンク、淡紅色、黄色など。原種は白で、各色は園芸種としてつくられていきました。
花びらにに見えるのは、「総苞片(そうほうへん)」という部分で、葉が変化したものです。本当の花は、中心部分のつぶつぶした感じの所。
ポインセチアに似たつくりですね。
日本の気候にもよく合い、
花はもちろん、秋の紅葉や赤い実も美しく(1本で2度おいしい)、おまけに「自然に樹形が整う」という利発ぶりも手伝って、庭木や街路樹として、ダントツの人気を誇ります。
アメリカでは、この木の皮を煎じた液で犬の体を洗ってノミ退治をしたことから、「ドッグウッド(Dog Wood)」の名前で呼ばれています。
(花の感じも、ちょっとビーグル犬などの犬の耳っぽい?)
《ハナミズキ 日本への渡来は?》
正式な渡来は、1915年(大正4年)。
その前、1912年(明治45・大正元年)に、時の東京市長・尾崎行雄氏がワシントンにサクラを3,000本寄贈。
3年後、そのお返しにとハナミズキの苗40本が贈られてきました。
この時アメリカから送られた苗木は、今でも日比谷公園で枝を広げています。
これが「オフィシャル」な渡来エピソードとされていますが、一説には、もう少し前に入ってきていた、とも。
《ハナミズキ 花言葉の由来は?》
「私の思いを受けて下さい」という花言葉、
もともとアメリカで、
この花言葉がポピュラーだったから東京へのお返しに選ばれたのか、
それとも、東京に贈られてからそれにちなんでこの花言葉がつけられたのか、
(ニワトリが先か、卵が先か・・・?)
果たして、どっちなんでしょう?
いずれにせよ、「日米友好の木」であることは、間違いありません。
《ハナミズキの「みどころ」&「開運ポイント」》
花びらに見える部分は、葉が変化したもの。
上向きに咲くので、ちょっと高いところから見下ろすのがオツなお花見の方法です。
ほぼ水平な花形は、目先の損得にまどわされない判断力を養ってくれます。
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