4月26日の誕生花は「スカビオサ」
4月26日の誕生花・スカビオサの花言葉は「感じやすい」
《スカビオサの別名は?》
またの名を「西洋マツムシソウ」。
日本にも、自生種の「マツムシソウ」がありますが、
ヨーロッパを原産地とする数種類が園芸種として栽培され、この名で呼ばれています。
日本のマツムシソウに比べて大輪で、華やかな感じ。
「まさにそう!」と膝をたたいてしまう別名もあります。
下段をご覧下さい。
《スカビオサの基本情報》
マツムシソウ科。1、2年草または多年草。
地中海沿岸を中心に、ヨーロッパ、アフリカに数十種が分布しています。
日本には、明治以降に数種がつぎつぎに渡来しました。
日本でポピュラーなのは、
「カウカシカ」種(コーカサスマツムシソウ)や、
「アトロプルプレア」種など。
草丈は、60~100センチほど。20~40センチほどの、鉢物用「矮小種(小型種)」も出回っています。
花期は、4月~8月ごろ。
種類によって違いがあるようですが、「秋の花」とされている日本のマツムシソウに比べて早く、こちらは「春~初夏の花」扱いです。
ショップでの最盛期は、4~6月にかけて。
花の直径は5センチほどで、日本種に比べ、ひとまわり大型。
とくに、花の中心部(たくさんの小花の集合体です)、「ぼこぼこした盛り上がり部分」が大きいのが特徴です。
姉妹サイト「花言葉辞典」に両者の写真を掲載していますので、見比べてみて下さいね(こちらからどうぞ)。
花色は豊富で、紫のほかに深紅や青、ピンク、白など。
改良により、豪華で色鮮やかになってきました。
アレンジメントにもよく加えられているようです。
《スカビオサは「未亡人の花》!?》
じつはこの花、西洋では「未亡人」とイメージが重ね合わされているようなのです。
それが証拠に、そのほかの花言葉は・・・
「未亡人」「恵まれぬ心」・・・・。
もともとが青紫色で、その色味は「悲哀」をイメージさせるようなのですね。
(「ムスカリ」もネガティブな花言葉がつけられています)
悲しみをあらわすスカビオサの花束は、伴侶を喪った女性に捧げるのにふさわしい花、というイメージが形作られていったようです。
現代においては・・・そのイメージにとらわれることは、全くありません!
《スカビオサ 名前の由来は?》
「スカビオサ」は、属名。
ラテン語で「かゆみを伴う皮膚病 = かいせん(疥癬)」のことなんですね。
スカビオサ属の「ある種」が、皮膚病に対して薬効があるとされたことからきています。
現在では、すっかり風化しているようで、疥癬の治療にこの植物を使っている国はないようなんですが・・・。
《スカビオサの別名は?》
「なるほど まさに!」の別名は、「ピンクッション・フラワー」。「針山」でございますよ。
確かに、中心部に、まち針や縫い針が刺さっているようにも見えますね。
「感じやすい」という花言葉は、日本のマツムシソウにも、よく似合います。
《スカビオサの「みどころ」&「開運ポイント」》
最近の改良種は、なかなか華やかです。
「ピンクッション(針山)」の別名通り、まん丸く盛り上がった中心部に、思わず針を刺してみたくなる?
さておき、「丸い花形」は、癒しの効果が高いとされ、この花は同時に「変化」に対する備えも心に与えてくれます。
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