5月11日の誕生花は「ニセアカシア」
5月11日の誕生花・ニセアカシアの花言葉は「慕情」
《ニセアカシア 漢字で書くと?》
「偽アカシア」となります。
北海道で「アカシア」と言えば、この花のことを指すようですね。
「にせ(偽)」なんて、人聞きがちょいと悪いですが、
フジの花にも似て、ミモザアカシアとはまた違う美しさ。
「アカシアのハチミツ」の原料でもあります。
《ニセアカシアの基本情報》
マメ科。落葉高木。
北アメリカ原産。日本へ渡来したのは、明治の初めです。
樹高は、およそ20メートルにもなります。
砂防用として街路樹や海沿いに植えられましたが、丈夫な性質なので、あちこちで野生化しているようです。
しかし大木になるわりに根の張りが浅いので、倒木の危険がやや高め、とのこと。
一般のご家庭で庭木として楽しむには、かなりマメな剪定が必要となりそうです。(「マメ科」だけに、マメな剪定、なんちって^^;)
・・・次、行きましょうね。・・・
花期は、5~6月にかけて、白い蝶型の花を、房状に咲かせます。
ひとつの房は、10~15センチくらい。
花の後に、インゲン豆っぽい「さや」がぶら下がるのも、フジとよく似ています。
甘い香りのする花は、なんと「ニホンザル」の大好物なんですね。(青森県下北半島)
甘い蜜もあるので、とにかくおいしいのでしょう。
人間も、天ぷらにして食用にしております。
《ニセアカシア 名前の由来は?》
「ニセアカシア」とは、学名を直訳したもの。
近い種のミモザアカシアと対比しての名前ですが、花の感じは全然違いますね。(「ミモザ」の項をご覧下さい)
もっと、独自の学名をつけてあげればよかったのに。
「ハリエンジュ(針槐)」という別名もあって、「針をもつエンジュ」の意味。
葉の付け根に、鋭いトゲがありますので、取り扱い注意です。
《アカシアは「歌になる」花》
この花は、歌のモチーフによく使われていますね。
「アカシアの雨に打たれて」
「赤いハンカチ」
「この道」・・・などなど。
あら、みんなスタンダードナンバーだわ。
歌えます?
1曲目は、司会でおなじみ「関口宏さん」の奥様、西田佐知子さんが歌いました。ちょっと退廃的ムード漂う曲。
2曲目は、石原裕次郎さんが歌って大ヒットしました。
3曲目は、北原白秋作詞。
管理人は・・・
歌好きな母の影響で(← ここ、太字ですからねっ!)、全部、歌えます。
白くて清楚な花は、「慕情」を誘うのでしょう。
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