5月12日の誕生花は「アスチルベ」
5月12日の誕生花・アスチルベの花言葉は「自由」
《アスチルベ 名前は学名》
学名がそのまま一般名になっていますが、この「学名」が、クセ物です。
詳しくは、下段で。
花の咲き方は、ちょっと「セイタカアワダチソウ」にも似てますかね?
《アスチルベの基本情報》
ユキノシタ科。多年草。
北アメリカや東アジアに25種類ほど分布、日本にも5種が自生します。
草丈は、40~80センチほど。
花期は、5月下旬~7月にかけて。
小花を、円錐状に密集させて咲かせます。
花色は、白、ピンク、赤、紅色、淡紫など。
寄せ植えにすると、なかなか見事な眺めに。
丈夫で、花も「明日散るべ」ではなく(^^;)、長期間楽しめます。
半日陰で、そこそこ湿度のある肥沃な土地を好むようですね。
《アスチルベは園芸種・仲間は日本にも自生》
日本自生種は「アワモリショウマ(泡盛升麻)」「チダケサシ(乳茸刺)」といった名前。
「アワモリ・・・」は、花の咲き方をたとえ、
「チダケサシ」は、チダゲ(乳茸)という食用キノコを採取した後に、この草に刺して持ち帰ったことからきています。
これらと、中国などからの外来種とが交配されて、「アスチルベ」と呼ばれる園芸種がつくられました。
《アスチルベ 名前の「真の意味」は?》
さて、問題の「学名」(名前の由来)ですが・・・・
スバリ「美しくない」!
ちょっと~、あんまりじゃありません!?
その他、「輝いていない」とか。要するに「パッとしない」ってことですな。
葉にツヤがないからとか、1つ1つの花が小さくて見栄えがしないからとか、由来は諸説あるようですが、
「木を見て森を見ず」って感じ・・・?
でも、当の本人(本草?)は、そんなことなどまるで意に介さず、
風に揺られて楽しそうにそよいでいる姿は、「自由」の美しさを、しみじみ感じさせてくれる、軽やかさな美しさです。
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