5月16日の誕生花は「イキシア」
5月16日の誕生花・イキシアの花言葉は「誇り高い」
《イキシア 別名もあります》
グラジオラスとフリージアをミックスさせて、角を丸くしたような感じ?
学名(俗名)「IXIA」を、英語読みにした名前ですが、「イクシア」とも呼ばれます。
似たような名前の「カセットテープ」、ありましたっけ?
(そりゃ「アクシア」だ! 懐かし~)
別名「アフリカン・コーンリリー(とうもろこし畑の雑草だったことから)」、日本での別名「ヤリズイセン(槍水仙)」とも呼ばれます。
《イキシアの基本情報》
アヤメ科。球根植物。
原産地は、南アメリカ、ケープ地方。50種ほどの原種が分布しています。
日本には、明治時代の末に渡来したとされます。
草丈は、20~90センチほど。
花期は、4月下旬~6月にかけて。ハウス栽培された切り花は、2月ごろから出回ります。
花色は、赤、ピンク、白、オレンジ、黄、紫、複色など豊富。
ちょっと縦長の6弁花は、直径2~3センチ。昼間開いて、夜は閉じます。
交配・改良が比較的簡単で、オランダで多くの品種が作り出されました。
《イキシア 名前の由来は?》
「イキシア」という名前の由来は、なんとギリシャ語の「とりもち」。
手折ると、粘り気のある汁を出すことからきています。
ギリシャでも「とりもち」、使ったのでしょうか? さて、どんな用途に? 気になりますな。
「有名な」という同音異義語から来た、という説もあって、こちらは、花色の豊富さから。
原種には、緑色っぽい花をつけるものもあるとのこと。
イキシア・ヴィリディフロラ、と言う名前。
中心部分が濃い紫、花びら全体は淡い青緑色、ひすい色とも形容出来るような、印象的な色あいの花を咲かせるんだそうです。
ヴィリディフロラとはすばり、ラテン語で「緑色の花が咲く」という意味。
一度は見てみたいもんです。
(「イキシア・ヴィリディフロラ」で画像検索してみて頂くと、写真がけっこう出てきます~)
《イキシアは連作が苦手》
基本的に丈夫な花ですが、とっても「引っ越し好き」。
同じ場所での連作を嫌います。
めんどうでも、夏には球根を掘りあげて、翌年の早春には、別の場所に植え替えてあげましょう。
持って生まれた「誇り高さ」が、席を温めることを良しとしないのでしょうか・・・・。
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