5月18日の誕生花は「アヤメ」
花言葉は「良き便り」
漢字では「菖蒲」や「文目」と書きます。
(PCでは、「菖蒲」と変換されます)
「菖蒲」の方は、「ショウブ」とも読むので、
混乱のもとですな^^;(ただでさえ似てるのに)。
万葉集にも名前が登場する、
古くから日本人に愛された花。
アヤメ科。多年草。
日本~シベリア、北朝鮮、中国北部など、東アジア一帯が原産地とされます。
草丈は、30~50センチほど。
5月下旬~7月にかけて、紫色や白の花を咲かせます。
花の大きさは7~8センチほど。
ミニサイズの「三寸アヤメ」もあります。
さて、以前「カキツバタ」の号で、簡単な見分け方をご紹介しましたので、今回も参りましょう。
・花の付け根に、黄色と紫の網目模様(蜜標)がある。
虫に蜜のありかを教えるための模様。
「文目」模様と呼ばれ、これが名前の由来ともされます。
・花は、葉と同じくらいかやや高い位置で咲く。
・水は苦手!
乾燥した高原の草地などの方がよく、過湿は嫌います。
乾燥地を好む、というのは、結構意外でしょ?
山梨県南アルプス市(旧櫛形町)の「櫛形山」には、「アヤメ平」という群生地があります。
山の中にアヤメの群落。見事でしょうね。
とはいえ、「いずれあやめか かきつばた」と言うくらいですから、正確に見分けるのは至難の業。
「いいじゃないの、美しければ」とお気楽にいくのもいいでしょう。
いずれの花も、美しさという「良き便り」を、心にもたらしてくれます。
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