5月23日の誕生花は「アマドコロ」
5月23日の誕生花・アマドコロの花言葉は「元気を出して」
《アマドコロ 漢字で書くと?》
「甘野老」と書きます。
園芸種が「ナルコユリ(鳴子百合)」の名前で販売されることもあるようですが、
正確には別種、だそうです。
規則的にぶら下がって咲く花が、かわいらしい。
《アマドコロの基本情報》
ユリ科。多年草。
日本在来種で、全国の山野に広く自生します。
高さは、30~80センチほど。自然な感じに茎が下向きにたわみます。
花期は、4~6月にかけて。
花色は、アイボリーホワイト。先端が、少し緑色がかります。
葉に「斑」が入るように改良されたものが、園芸種として出回っており、鉢植えとして楽しめます。
《アマドコロ 名前の由来は?》
「根」にあります。
地中の根茎の形が、ヤマノイモ科の「オニドコロ(鬼野老)」という植物に似ていて、甘みがあるところからこの名前になりました。
この「根茎」は、食用にするほか、優れた漢方薬として、中国の古い薬草本「神農本草経」に紹介されているんです。
また、春に伸びた若い芽も山菜として食用になります。
秋に、地上部分の茎や葉が枯れたあと、根を掘り上げていろいろ利用します。
《アマドコロの根っこパワー!?》
滋養強壮はもちろん、
なんでも、
「久しく食べると顔のシミ、黒ズミを取り、
(むむっ・・・!)
潤いと艶を出させ、
(なんとっ・・・!)
身も軽くなって生き生きとして老いを知らず」
(ええーっ!!) ・・・・・なんですって。
この効能は脈々と伝えられ、中国では「美顔薬」として、サプリのような感じで販売されているとのこと。
「美肌効果のある山菜」として、TV番組(「トコロさんの目がテン」)で紹介されたそうなんですが、ご覧になりました?
日本でも、成分を配合した「美白美容液」が開発・販売されています。
これから注目を集めそうな植物ですな~。折しも、「紫外線対策」に一気に目が向くシーズンですし。
また、男性も気になる、「糖尿病」「痛風」などにも効果あり! とされています。
「白インゲン」の次は、「アマドコロ」が来るかも!
(適正な使用量と方法を守って、のことですが)
いろいろな面で役に立ってくれる存在感は、、まさに「元気を出して」と、応援してくれているかのようです。
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