5月28日の誕生花は「アマリリス」
5月28日の誕生花・アマリリスの花言葉は「誇り」
《「アマリリスの歌」覚えてますか?》
「調べはアマリリス~」の歌は、音楽の授業で歌ったでしょうか?
縦笛(リコーダー)でさんざん吹いた管理人は、「階名(ドレミの音階)」を、なぜか今だに覚えております。
歌詞はうろ覚えなんですけど。
オルゴールをみんなで聞こう、みたいな内容だったかな?
なかなか華やかな容姿で、目を引きます。
《アマリリスの基本情報》
ヒガンバナ科。球根植物。
メキシコ、ブラジルなど中南アメリカ原産の系統と、南アフリカ原産の系統があります。
現在の園芸品種の元になっているのは、中南米系のもの。
植物学上では、「ヒッペアストルム属」に分類されています。
日本への渡来はけっこう古く、江戸時代の天保・安政年間ごろ(1830~1860年)とされます。
その後、明治に入って、大輪の改良種が入ってきました。
草丈は、40~70センチほど。
花期は、5~6月にかけて。
直径7~20センチほどの、テッポウユリにもちょっと似た花を咲かせます。
改良種には、八重咲きもあって、一本の茎に2~6輪ほど花をつけるので、なかなかゴージャス。
葉も立派なので、そこそこ(まあまあ・・・結構?)場所を要します。
花色は、赤、白、ピンク、オレンジ、複色などさまざま。
改良は「花の国」オランダで進んでいるようですね。
《アマリリスはアマリリスにあらず!?》
植物学上、正確を期すとすると「アマリリス」ではなくて・・・
「ヒッペアストルム属の園芸改良種」。
かつては「アマリリス属」だったのですが、その後別派に、仕分け直されたようです。
現在は「アマリリス属」ではないんですが、日本での呼び名はアマリリスのまま、となっています。
まぁ美しければいいじゃないの、てな感じ!?
《アマリリス 栽培のコツは?》
基本的に丈夫な球根で、開花後の堀りあげも、毎年やらなくても大丈夫。
やや乾燥気味の状態を好むので、水やりもナーバスになることはありません。
1つコツをあげるとすれば、
開花後に思いっきり葉を茂らせてあげて、自然に枯れるのを待ってあげること。
球根に十分な栄養を蓄えさせてあげると、来年もまた大輪の花を咲かせてくれるという訳ですね。
《歌曲「アマリリス」の謎!?》
さて、冒頭でご紹介の童謡「アマリリス」ですが、岩佐東一郎さんという詩人が作詞をなさっています。
この方、もうお亡くなりになってますが、ベートーベンの「喜びの歌」の作詞者でもあります。
そして、曲は「メイド・イン・フランス」。
しかも、
フランス国王「ルイ13世(在位1610~43)」作曲! 説がございます。
ほかに、
「ギース」という人が作曲したとも、「いやいや、フランス民謡なんだよ」とも言われているようで、はっきりしていないのが真相のようです。
もし本当に「フランス国王」作曲だったら・・・
そりゃもう、「誇り」高い楽曲ですわね!
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