5月31日の誕生花は「ルピナス」
5月31日の誕生花・ルピナスの花言葉は「貪欲」
《ルピナス 日本名は?》
日本名は「(ノボリフジ(昇り藤)」。
まさに言い得て妙のネーミングで、大型タイプのこの花を見ると、
物の上下が逆さまの世界に迷い込んだかのような、錯覚を覚えます・・・。
《ルピナスの基本情報》
マメ科。一年草または多年草。
世界におよそ300種が分布していますが、北アメリカ西部やヨーロッパに多く見られるようです。
日本でよく栽培される種類は、南ヨーロッパ原産のものの園芸種で、大正時代以降に広まっていったとされます。
高さは、40センチ~1メートルほど。
代表種は、
「カサバ(傘葉)ルピナス」
「キバナ(黄花)ルピナス」
「ラッセルルピナス」 ・・・などで、
一番大型のラッセルルピナスは、花穂が50~60センチにもなって、かなりダイナミックな眺めが楽しめます。
花期は、4~6月にかけて。
花色は豊富で、黄花はもちろん黄色ですが、赤、ピンク、白、紫、オレンジなどのほか、複色もあります。
《ルピナスはハーブ?》
人類との関わりは意外と古く、古代ギリシャ時代から、食用・牧草・薬用などとして栽培されてきました。
血色を良くする、夫婦の愛情を高めるといった効能が信じられて、花が食べられていたようです。
血行促進? 滋養強壮? ってなところでしょうか。
旺盛な生育力があるので、そこにあやかろう・・・という感じでしょうね。
《ルピナス 名前の由来は?》
「ルピナス」の由来は、ラテン語の「オオカミ」を意味する言葉で、「オオカミのようにはびこる」ことから来ているとされていますが、日本の暑さはやや苦手。
乾燥気味の土地が原産のようで、高温多湿はお呼びでない、んでしょうね。
日光と、水はけの良い土壌を好みます。日本では、結構北海道と相性が良いようです。
花言葉「貪欲」とは一般にはあまり良い状況で使いにくい言葉ではありますが、空に向ってぐんぐん伸びる花穂は、たくましく美しいもの。
夢に向って突き進むときには、「貪欲」くらいの心意気も、必要です!
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