6月1日の誕生花「マトリカリア」
6月1日の誕生花・マトリカリアの花言葉は「集う喜び」
《マトリカリアの別名は?》
別名(日本名)は「ナツシロギク(夏白菊)」。
マーガレットやカモミールを、さらに「ころん」と丸くした感じの花です。
ジャーマンカモミールの「切り花版」といった感じ。
かつて「蚊取り」に使われていた「ジョチュウギク(除虫菊・・・女中ギクではナイ)」も仲間です。
《マトリカリアの基本情報》
キク科。多年草(園芸上は一年草扱い)。
原産地は、西アジアからバルカン半島にかけて。
日本には、明治時代に渡来しました。
高さは、30~80センチほど。
背の高い種類は切り花に、小さいものは鉢植えにされます。
花期は、5~7月にかけて。
直径1~2センチほどの小さな花を、たくさん咲かせます。
改良が進み、花型はさまざま。
一重・アネモネ咲き・八重・ポンポン咲きなど。
花色は白、黄色。
《マトリカリア 名前の由来は?》
「マトリカリア」とは、属名がそのまま一般に使われています。
ラテン語の「子宮」という意味に由来します。
かつて、この花の仲間が婦人病を治す薬草とされていたようです。
そのほか、消化器の調子を整えたり、冷え性の改善などに、ハーブティーとしても利用されます。
《マトリカリアは役に立つ!?》
カモミールが利用の中心が「ハーブ」なのに対し、マトリカリアは、花を楽しむために改良されたものが多くみられる様ですね。
しかし、ハーブの「本能」は忘れておりません!
独特の香りがあって、虫除け効果のある「コンパニオンプランツ」としての役割を果たしてくれるとのこと。
バラのそばに植えたりすると、いいようですよ。
《マトリカリアの「親戚」は蚊除けに!》
マトリカリアに近い種(親戚?)の「ジョチュウギク(除虫菊)」は、赤紫色のきれいな花。
「ピレスリン」という成分が蚊取りの働きをします。
現在は化学合成がほとんどのようですが、「○ンチョーの蚊取り線香」のパッケージには、それらしき花が描かれていますので、ご覧になってみてください。
そろそろ、蚊取り線香の季節も近いことですし。
花言葉の「集う喜び」は、かわいらしいこの花の姿を、ほほえましく描写しています。
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