6月2日の誕生花は「タイム」
6月2日の誕生花・タイムの花言葉は「勇気」
《タイム 日本名は?》
日本名は「タチジャコウソウ(立ち麝香草)」。
豊かな芳香をいかして、ハーブやアロマテラピーの精油として、広く用いられています。
実は、この花言葉は、この植物に関する「あるものスバリ」「直訳」なんです。
さて、その「あるもの」とは・・・下段で。
《タイムの基本情報》
シソ科。常緑低木。
原産地は、南ヨーロッパや小アジアなど地中海沿岸とされます。
日本への渡来は、明治時代です。
・・・といっても・・・当時の日本人には、なじみにくい香りだったでしょうね。
「どのように使うのか?」と、結構お悩みになったのではないのかしら。
高さは、10~50センチほど。
100種をこえる種類があるとされ、高さも種類によってさまざまです。
花期は、5~7月にかけて。一輪は、直径数ミリ程度の小さなものです。
花色は白、ピンク、淡い紫など。
香りが、肉や魚介の臭みを消すのに適しているうえに、強い消臭・殺菌作用をもつので、生鮮食品にとっては「ベストパートナー」って感じでしょうか。
《タイムは防腐剤!》
もちろん、人間にとっても同じことでありまして・・・、「ミイラ」の防腐に使われた、ということでございます。
良い香りにもなって、ツタンカーメン王はじめ、ミイラにされた方は果報者!?
現在も、生物標本の保存・防腐に一役かっています。
そのほか、呼吸器の炎症を鎮めたり、筋肉痛をやわらげたり、はては髪の毛の育成にもいいなど、薬効は多岐にわたるようですね。
《タイム 花言葉の由来は?》
さて「花言葉そのものスバリ」とは・・・、
何のことはない、名前、です。
タイムという名前は、ギリシャ語の「勇気」をあらわす言葉からきているとされ、人間の能力を向上させる効果がある植物と考えられていました。
ギリシャでは、かな~り、セレブな植物だったようですな。
タイムの香りを嗅いだりハーブティーを飲んだりすることで、リラックスしつつも気分が高揚し、物事に真正面から取り組める、真の「勇気」を得られそうですね。
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