6月12日の誕生花は「ライラック」
6月12日の誕生花・ライラックの花言葉は「友情」
《ライラックは「札幌市の花」》
「リラ」の名前でもおなじみ。
北海道・札幌の初夏を彩る花というイメージがありますね。
札幌市の「市の木」に指定されています。
札幌市内では「ライラックまつり」が、毎年5月下旬に行われます。
北海道には、「渡来原木」が現存しているそうです!
《ライラックの基本情報》
モクセイ科。落葉低木~小高木。
原産地はイラン北部の山岳地帯。
日本には、明治22年に、アメリカ人宣教師「サラ・クララ・スミス女史」によって持ち込まれました。
この木が、北海道大学付属植物園に現存しているんですね。
樹高は、4~8メートル。
花期は、4~6月にかけて。
直径1,5センチくらいの花を枝先に固めて咲かせ、花穂一つの長さは10~20センチです。
この「端に固まる咲き方」が、「ムラサキハシドイ(=「端に集う」)」という日本名の由来となっています。
花色は、紫、白、ピンク、紅色など。
八重咲き種も作られています。
《ライラックの特徴は? 適している気候は?》
高山地帯が原産のこの花は、十字軍によってヨーロッパへもたらされ、フランスで改良が進みました。
その後、アメリカに渡り、そして日本へ・・・と広まった模様。
花の美しさと芳香で、世界のどの地域でも愛されているようです。
出身が高山地帯ですので、一般に高温多湿を嫌い、花色もくすんでしまいます。
故に、日本では北海道の気候と相性がよいという訳。
春の「寒の戻り」のことを、北海道では、「花冷え」ならぬ「リラ冷え」と言うそうな。
《ラッキーライラックって何?》
一重咲きは、ふつう4弁花ですが、ごくまれに5枚の花びらの花もあるようで、「四つ葉のクローバー」よろしく「ラッキーライラック」と呼ばれ、幸福のシンボルとされています。
発見に、チャレンジしてみましょうか!?
一人では難しくても、「友情」の力を借りれば、百人力。
でもその場合は、協力者に「幸福のお裾分け」をせねば、なりませんねぇ。
(かえって高くつく!? いかんいかん! 幸福は分かち合いましょーっ!!)
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