6月23日の誕生花は「ムラサキツユクサ」
6月23日の誕生花・ムラサキツユクサの花言葉は「快活」
《ムラサキツユクサ 漢字で書くと?》
「紫露草」となります。
ツユクサに似た紫色の花を咲かせることから、この名前になったとされていますが、
花型そのものは、それほど似てない、かな?
でも、花びらの質感とか、早朝開いて、昼にはしぼんでしまうところが似ています。
一日ごとに咲き変わる三角形の花。
《ムラサキツユクサの基本情報》
ツユクサ科。多年草。
北アメリカ東部~中西部が原産地。
日本への渡来は、明治の初めとされます。
丈夫な性質で、野生化もしています。
高さは、50~90センチ。
花期は、5~10月にかけてと結構長いんですね。一輪の花の大きさは、2センチくらい。
花色は、紫のほか、白・赤・ピンクなどの園芸品種もあります。
《ムラサキツユクサは教育的価値が高い!?》
この花は、中学や高校の「理科」「生物」の教科書によく登場します。
雄しべの周りにびっしりとはえている細かい毛が、顕微鏡を使っての「細胞の観察」に、もってこいなのです。
細胞がほぼ透明で、一列に並んでいるため、とにかく見やすいという点がメリット。
葉も、表皮がはがれやすく、標本化するめんどうな作業がほとんど要らないのです。
「原形質流動」とか「細胞分裂」とか、「気孔の蒸散」とか・・・(なんのことやら、の解説は省かせていただきますネ)。
顕微鏡でのぞいた方もいらっしゃるのでは?
朝露と共に花開く、とたとえられる通り、咲きたての美しさを堪能するには、ちょいと早起きする必要がありますね。
「早起きは三文の得」と言いますし、その後の一日を「快活」に過ごすためにも、今年の夏は朝型にしてみようかな~と、思うだけは思うのであります。
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