6月30日の誕生花は「ビヨウヤナギ」
花言葉は「多感」
《ビヨウヤナギとは?》
「未央柳」「美容柳」と書きます。
「ヤナギ」とは名ばかりで、科は違います。
金色のおしべが「シュワ」っという感じに花から立ち上がり、
遠目で見ると、
「ビール」「ジンジャーエールのグラス」を連想するのは、管理人だけ?
炭酸の泡っぽいと、言いましょうか。
《ビヨウヤナギの基本情報》
オトギリソウ科。半落葉低木。
中国が原産地。
日本への渡来は、江戸時代、18世紀のはじめごろとされます。
高さは、1メートルほど。よく枝分かれし、上には大きくなりません
花期は、6~7月にかけて。
濃い黄色の5弁花は、直径7~8センチほどで、遠くからでもよく目立ちます。
花付きがよく、丈夫で育てやすいので、庭木として広く植えられています。
《ビヨウヤナギ 名前の由来》
名前の由来は、花が美しく、葉がヤナギに似ているところから。
「美容にいいヤナギ」ということでは、ないようですね・・・残念っ!
漢字は、
白楽天の詩「長恨歌」の中で、「未央宮殿」のヤナギの木が楊貴妃の眉に見立てられている一説があり、そこから派生して、「美しい花を咲かせるヤナギ」の意で、日本であてられたようです。
さすが、世界3大美女のひとり「楊貴妃」、
中国から来た美しいものは、みな彼女に集約されるというワケですな。
日本人で、世界に名だたる美女って・・・
はたして誰? 誰かいましたっけ。
「小野小町」はちょっと弱いかなぁと思ってしまいますが、
ん?
・・・「ゲイシャガール」?
そりゃ総称だ。・・・今後に期待しましょう!
ともあれ、この花は、そよ風にも反応する「多感」さが魅力の雄しべが、何と言ってもチャームポイントでしょう。
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