7月5日の誕生花は「ロベリア」
ロベリアの花言葉は「いつも愛らしい」
《ロベリアの別名は?》
キキョウの仲間。
「ルリチョウソウ(瑠璃蝶草)」の別名どおりの、
かわいらしい花で花壇を彩ります。
かなり多くの種類をもつ、大家族「ロベリア属」の一員。
《ロベリアの基本情報》
キキョウ科、一年草。
本来は多年草の性質をもちますが、一般的な「ロベリア・エリヌス」は、秋まき一年草として扱われます。
原産地は、南アフリカ。
「ロベリア属」は、世界に200~300種ほど分布しています。
高さは、10~25センチほど。
よく枝分かれし、「ほふく性」のタイプもあるので、グラウンドカバーや、釣り鉢仕立てにも適しています。
花期は、4~6月にかけて。
1センチほどの大きさの蝶のような花を、枝いっぱいに咲かせます。
花色は、青、ピンク、白、紫など。
《ロベリアは薬用植物、でもキケン!》
かつては、せき止めの薬として利用されていたようで、現在も、呼吸困難の緊急薬として使われる「塩酸ロベリン」の材料。
しかし、「ロベリン」とは、アルカロイド系の成分で、結構強烈な毒性があるそうです・・・。
間違っても素人判断で使用してはいけないもので、ございます。
喉の乾燥、嘔吐、腹痛、めまい、血圧降下、呼吸困難、痙攣などの中毒症状を発し、最悪は死に至ることも。
キキョウ科の植物は、ほかにも、サワギキョウ、ミゾカクシなどが、結構な毒性を持っています。
《ロベリアの花言葉には二面性がある》
可愛い姿とはうらはらな激しい気性(?)にちなんだものか、正反対なコンセプトの花言葉をもつ花。
このほかの花言葉には「人目につく」「悪意」なんてのがありまして・・・どっちの方向がお好みですか?
「いつも愛らしい」姿を、見て楽しむ分には、安全・安心です。
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