7月6日の誕生花は「ツユクサ」
ツユクサの花言葉は「尊敬」
《ツユクサは夏の朝の象徴》
夏の早朝、草むらでひときわ目をひくのは、
この花の瑠璃色。
夏休みの「ラジオ体操」の帰り道に、
たくさん見かけたことは、なつかしい思い出。
なんとも涼やかで、品の良いブルーは、
広く愛されています。
《ツユクサの基本情報》
ツユクサ科。一年草。
全国の野原や道端の、やや湿った場所に自生します。
草丈は、15~50センチほど。
花期は、6~9月にかけて。
二枚貝のような苞葉(ほうよう)の間から、青いチョウチョのような花を咲かせます。
朝早く開花し、午後にはしぼんでしまい、英名もズバリ「Day Flower」。およそ半日の命ですけども。
《ツユクサの花びらの枚数は?》
花びらは2枚、と思いきや、実は3枚なんですね。
うち、2枚が大きくて円形、鮮やかな藍色でおなじみ。
残りの1枚は、小さな白色で、おしべやめしべを支えるようなかっこうなので、ほとんど目立ちません。
まさに「縁の下の力持ち」。ぜひ、じっくりと観察してみてください。
《ツユクサの別名いろいろ》
古くから生活に根ざしていた花で、別名も多く、
色に着目した、「藍花(あいばな)」「青花(あおばな)」「縹草(はなだぐさ)」
「縹(はなだ)」とは、藍で染めた色の総称です。
青い汁で友禅の下絵を描くことから、「移草(うつしぐさ)」、「月草(つきくさ)」
蛍を飼うときカゴに入れることから、「蛍草(ほたるぐさ)」
花形から、「帽子花(ぼうしばな)」・・・などなど。
いずれも風流ですね。
《ツユクサは薬用植物でもある》
「鴨跖草(おうせきそう)」という名で、漢方の生薬としても利用され、解熱、利尿、解毒作用があるとのこと。
虫刺されや腫れ物には、生の茎・葉を良くもんで、汁を塗るといいんですって!
今年はちょっと、試してみましょうか。
「おおーっ!」てな感じで、周囲から「尊敬」されること、うけあいです。

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