7月7日の誕生花は「スイレン」
スイレンの花言葉は「清純な心」
《世界におけるスイレンのイメージ》
ハスと並び、夏の水生植物の雄。
エジプトでは、
「太陽のシンボル」とされています。
水面に浮かぶ姿は、神秘や静寂を感じさせ、
モネの絵画「睡蓮」は、
この花のたたずまいや空気感を見事に表現しています。
《スイレンの基本情報》
スイレン科。多年草(水生植物)。
原種の多くは、熱帯~亜熱帯に広く分布し、
観賞用としては、古代エジプトで栽培がはじまったとされます。
日本にも原種のひとつ、「ヒツジグサ(未草)」が自生しています。
現在、栽培の主流となっている園芸種は、明治28年にフランスから持ち込まれました。
草丈は、10センチほどから、数メートルになるものまで。
花期は、6~9月にかけて。
直径5~10センチほどの花を咲かせます。
花色は豊富で、赤、黄、白、ピンク、紫、オレンジなど。
中心部分が濃く、次第に淡くなるようなグラデーションのかかった品種もみられ、なかなかカラフルです。
しかも、けっこう発色がよく、「蛍光色」っぽい感じの種類もあったりします。
《スイレンの種類》
2種類に大きく分けられまして・・・
スイレン → 温帯性 普通種・姫スイレン(小型種)
(耐寒性)
→ 熱帯性 昼咲き・夜咲き
・・・こんな感じ。
要するに「温帯性(耐寒性)」と「熱帯性」がある、ということですね。
《温帯性スイレンと熱帯性スイレンの違い》
日本の気候にマッチし、公園の池などでよく見られるのは、「温帯性」のほう。
水面にはり付くような感じで、葉が広がって花を咲かせます。モネの絵は、こちらのタイプ。
「熱帯性」の方は、水面から少し立ち上がって花を咲かせ、芳香を放ちます。
「蛍光色」っぽい鮮やかな花が多いのは、こちら。
じつは、管理人はこの区分、今回学習しまして、「熱帯性スイレン」の華やかさに、ちょいとビックリ。
花弁も多く、タイ名物「フルーツカービング」みたい!
冬の間の管理が結構大変ですが(一定の水温を保つ必要あり)、これから注目をあつめそうな気がします。
スイレンの浮かんだ水面を眺めれば、「清純な心」に、なれるかも?
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