7月10日の誕生花は「グロキシニア」
花言葉は「華やかな日々」
《グロキニシアってこんな花》
ベルベットのような質感をもつ、
ちょっとアダルトな雰囲気の花。
ギラギラの太陽よりも、
ネオンサインや青いライトが似合いそう・・・
って、銀座のママですか~!?
《グロキシニアの基本情報》
イワタバコ科。多年草(球根植物)。
原産地は、南米ブラジル。
1785年に発見され、ドイツに持ち込まれた後、世界にひろまっていきました。
日本には、明治時代のはじめに渡来したとされます。
当時は、けっこうトリッキーな印象だったでしょうね。
草丈は、40~70センチほど。
花期は、6~9月にかけて。
くわしくは、6~7月と9月。
真夏はいったん休暇(休花?)を取って、初秋に再び花をつけるようです。
あまり高温過ぎるのは苦手。
一輪の大きさは、直径5センチ前後。10センチにせまるような大輪種もつくられています。
花色は豊富で、赤、紫、白、ピンク、白いふちどりの入る覆輪など。
咲き方も、一重と八重がみられます。
《グロキニシア、かつては栄光の座にあった!?》
「夏の室内園芸植物の女王」として、冬のシクラメンと対比されるほど、もてはやされた時代があったそうなんですが(セントポーリアと同じ科で、育て方も似ているので、同じころ・・・1970年代でしょうか?)、今は、それほどでもないみたいですね。
しかし、園芸種ならではの華やかな美しさは魅力的で、根強い人気を誇ります。
性質は「深窓の愛人」・・いえいえ「令嬢」っぽくて、直射日光に弱く、多湿を好むくせに雨に直接当たるのは嫌います。
すなわち、日よけ・雨よけが必要!
ほら、高貴な生まれの方々も、市井にお出ます際には、お付きの者が傘をさしかけたり何だりするでしょう。
あんな感じ!?
「アクティブなアウトドア派」の対極にある、「インドア派」なわけですね。
夏のレジャーはアウトドアでも、ひとたびお部屋に戻れば、愛人グロキシニアを愛でるなんてのも(どうもそっちに持って行きたがるのねぇ)、なかなか「華やかな日々」になるのでは、ありますまいか。
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