7月12日の誕生花は「ゼニアオイ」
花言葉は「信念」
《ゼニアオイ 漢字で書くと?》
タチアオイに比べて小ぶりで、親しみやすい雰囲気。
「銭葵」と書きます。
園芸品種も得になく、
「下町のちゃきちゃき娘」がすくすく育って・・・、
といった所でしょうか。
《ゼニアオイ 基本情報》
アオイ科。多年草。
原産地は、南ヨーロッパ。
日本への渡来は、江戸時代、元禄以前とされています。
草丈は、1メートルほど。
花期は、5~8月にかけて。タチアオイ同様、梅雨の前から咲き始めます。
3センチほどの大きさの5弁花は、淡い紫色の地に、濃い紫のストライプが走っていて、なかなかおシャレです。
異なった花色のバリエーションは、ありません。
「一点豪華主義」で真っ向勝負しております。
・・・って、そんな肩に力入ったような風貌ではないですけども。
とにかく丈夫で手がかからない上に、ボリューム感もそこそこあるので、垣根や庭植えに重宝し、こぼれ種から野生化しているものも見られます。
《ゼニアオイ 名前の由来》
「銭葵」の「ゼニ」は、花や葉の形に由来するとされていますが、実に由来する、という説もあるんですね。
オクラのような実ができるんですが、
輪切りにすると見ることのできる、中に詰まっているタネの様子が「ゼニに似ている」というもの。
真ん中に穴の空いた、今で言うところの「1円・5円」っぽい小銭です。
「銭形平次」もよく投げたであろうと思われます。(ホントか~!?)
《ゼニアオイ 花言葉 由来》
いずれにしろ、こぢんまりとした雰囲気は、とても庶民的。
「大判小判ザックザク」よりは、「小銭をチャッチャ」と切り回す、カシコイ主婦に似合いそう!
毎日の生活を、「信念」をもって送っている姿は、美しいもの。
「平凡こそが素晴らしい」と、この花がエールを送ってくれているようにも、見えるのです。
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