7月15日の誕生花は「ネムノキ」
花言葉は「歓喜」
《ネムノキ 漢字で書くと?》
漢字では「合歓木」と書きます。
ぼーっと光を発しているような、
独特の花は、とても繊細な感じ。
グラスファイバーの繊維っぽい!?
《ネムノキ 英名》
英名はズバリ、
「Silk Flower(絹の花)」
「Silk Tree(絹の木)」。
《ネムノキの基本情報》
マメ科。落葉小高木。
東北地方以南から、四国・九州に分布し、イランなど、南アジアでも見られます。
万葉集にも採り上げられている花。
樹高は、6~10メートルほど。
花期は、6~8月にかけて。
10~20個の花が集まっていて、刷毛の様に見えるのは、おしべです。
根元は白っぽいですが、先端は淡い赤紫色。微妙なグラデーションがなんともいえない美しさ。
夕方開花し、翌朝にはしぼみます。
樹皮や葉を乾燥させたものは、漢方の生薬として、利尿、強壮、鎮痛、打ち身や腰痛、関節痛、腫れ物、水虫、精神安定などに処方されます。
《ネムノキ 名前の由来》
触ると葉を閉じる「オジギソウ」に、花も葉も似ています。
オジギソウに似て非なる点は、「触っても葉は閉じない」が、「夜になると閉じる」という所。
その姿がまるで眠っているように見えるので、「眠りの木」 → 「ねむの木」となったとされます。
開閉の仕組みは、と言いますと、
葉のつけ根の細胞の液圧を、昼と夜とで変化させることによって、起こるんだそうです。
オジギソウは、昆虫などの刺激から身を守るために葉を閉じると言われていますが、ネムノキも、夜にやってくる昆虫などから身を守っているのかも知れません。
朝になると再び「歓喜」に満ちたように、葉を広げるのであります。
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