7月17日の誕生花は「ハマユウ」
花言葉は「どこか遠くへ」
《ハマユウ 漢字で書くと?》
「浜木綿」と書きます。
南国の海岸線を彩る花というイメージ。
「ハマオモト(浜万年青)」とも呼ばれますが、
こちらは、立派な葉を「オモト(万年青)」にみたてた名前です。
《ハマユウは女優さんの芸名の由来にも!?》
「浜木綿子」さんて女優さんもいますよね~。
(個性的な演技派俳優・香川照之さん(市川中車)のお母様です)
おそらくこの花の名前にあやかったものでしょう。
かまぼこのCMに、出てたかな?
《ハマユウの基本情報》
ヒガンバナ科。常緑多年草。
原産地は、インドやアフリカ、南勢アジアの熱帯地方。
有史以前に、種が海を渡って日本の海岸線に漂着し、房総、三浦半島より西の本州、四国、九州、琉球諸島、韓国の済州島などに自生しています。
「年間の平均気温が15度以上」が、自生の境界線になっているようで、
「桜前線」ならぬ「ハマユウ前線」?
高さは、60センチ~1メートルほど。
花期は、7~9月にかけて。
芳香のある白い花を咲かせます。
昨日の「ジンジャー」に引き続き、夕方に開花し、真夜中に満開。
月あかりに照らされたかぐわしい花は、さぞかし幻想的な眺めでありましょう。
《ハマユウ 名前の由来》
名前の由来は、
花が、木綿の糸に似ているところからとも、
花茎の根元を、白っぽい葉が幾重にも包み込む様子を、木綿布が巻き付いている姿に見立てた、ともされます。
いずれにせよ、布に関連していますね。
《ハマユウ 花言葉の由来》
花言葉は、種が海流に乗ってただよい、遠方に植生を広げる性質から。
半年間も海水につかっていても、ちゃんと発芽するんですって。
この花を見ていると、現実を離れて「どこか遠くへ」、旅をしてみたくなってきます。
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