7月25日の誕生花は「インパチェンス」
インパチェンスの花言葉は「豊かさ」
《インパチェンスはホウセンカの仲間》
「アフリカホウセンカ」という別名を持つ、
鮮やかな花。
いわゆる普通の「ホウセンカ」とは、
だいぶ印象が違いますが、
熟したタネをはじき飛ばすところは、同じです。
《インパチェンスの基本情報》
ツリフネソウ科。1年草・多年草。
原産地は、熱帯アフリカやニューギニア島。
日本への渡来はつい最近で(・・・「渡来」とは言えませんな)、
アフリカ産の1年草タイプは、1970年代に普及、
ニューギニア産の多年草タイプは、1960年ごろに高地で発見された原種が品種改良されたものが、1980年代に普及しました。
どちらも、品種改良によって、日本の気候に合うようになり、広まったようです。
草丈は、30~40センチほど。
花期は、5~10月にかけて。
直径5センチほどの花を咲かせます。
花色は、赤、ピンク、朱色、黄、白、紫などのほか、複色もあります。
豪華な八重咲きも作り出され、人気上昇中。その華やかさから「八重咲き」ならぬ「バラ咲き」と呼ばれているようです。
《インパチェンスの育て方・性質》
熱帯出身といっても、高地や高原なので、暑さは苦手。
しかも、日陰もあまり苦にしない性質なので、風通しと適度な保湿を心がければ、室内でも快適に過ごせる「お座敷なじみ」のよい花。
もともとの生育環境が、木の下、だったからなのですね。
時々戸外の空気にあててあげれば、春から秋にかけて、次々と花を咲かせてくれます。
さらに、「ニューギニア」タイプは、10度ほどあれば室内で冬越し可能。
日本での歴史はそれほどありませんが、持って生まれた「豊かさ」をふりまくニューフェイスとして、これからますます人気者になることでしょう。
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