8月5日の誕生花は「ヒマワリ」
ヒマワリの花言葉は「あこがれ」
《ヒマワリ 漢字で書くと?》
お待たせいたしました!
この花を抜きにして、夏は語れないでしょう。
「向日葵」と書きますが、
これは中国名そのままの当て字。
アオイの仲間ではないんですね。
《ヒマワリの基本情報》
キク科。一年草。
北アメリカが原産地。
コロンブスの「新大陸」発見後、ヨーロッパにもたらされました。
(タバコ、カンナ、オシロイバナ、マリーゴールドもご一緒に)
日本への渡来は、江戸時代のはじめ、17世紀半ば過ぎの「寛文年間」とされ、ヨーロッパから中国を経由してきたようです。
草丈は、40センチ~3メートルほど。
小型は園芸種、大型は、採油用の「ロシアヒマワリ」です。
花期は品種によって幅があり、5月~10月にかけて。
鮮やかな黄色のほか、オレンジ、褐色、クリーム色などもあります。
《ヒマワリは太陽のシンボル》
ご存知の通り、「太陽」とは切っても切れない花で、
インカ帝国では太陽神の象徴、
英名は「サンフラワー」。
もう、ほかの何ものでもありません。
世界各地で「太陽」のイメージと結びついています。
文化の違いを乗り越えて、これだけ統一感を抱かせる花は、そうはないでしょう。
《ヒマワリは「日の様に回る?」》
「太陽の動きに合わせて花の向きを変える」ことは、開花してからはないようですが、つぼみの時期には、日光の方向に向きを変えるようなのです!
朝は東、日中は南、夕方は西・・・。
そして、開花してからは「東向き」で落ち着くとされていますので、じっくり観察してみて下さい。
確かに、一面のひまわり畑の写真を見ると、だいたい一定方向を向いてる気がしますね。
《ヒマワリとロシア、そして映画「ひまわり」》
この花は、ロシアの国花になっています。
ヨーロッパやロシアでは、観賞用よりも、タネから採れる油を食用にするために、大規模に栽培されているんですね。
「ロシアのひまわり」と言えば、映画「ひまわり」。
ソフィア・ローレン&マルチェロ・マストロヤンニの、今さら語るのもおこがましい、名作中の名作でございます。
何を隠そう、管理人は「映画『ひまわり』」の文字を見ると、1,5秒で泣けます(大げさじゃなくて、ホントにほんと)。
頭に、あのテーマ曲が流れると、ダメです。
戦火に引き裂かれた、男女の残酷な運命と、
あまりに美しい、ロシアの大平原のひまわり畑との対比が、
もう、理屈ではなく、心に響いて、
「悲しい」とか「切ない」とかをすっ飛ばして、
ただ、涙・・・涙・・・。
声高に「反戦」を語る内容ではありませんが、それ故に、胸に迫ります。
ぜひ、この季節に見ていただきたい作品。
・・・あぁ、視界がぼやけてきました・・・。
あの映画のソフィア・ローレンの様な、妖艶かつ気丈な、美しい女性になりたいものよ、と「あこがれ」だけはつのるのですが・・・、
あのような悲しい目には、遭いたくはないですねぇ。
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