8月6日の誕生花は「コウホネ」
コウホネの花言葉は「崇高」
《コウホネ 漢字で書くと?》
「候補ね!」・・・ではなく、
「河骨」と書きます。
(暑さも吹き飛ぶ寒いギャグ!)
水のきれいなところを選ぶので、
なかなかお目にかかりにくいかもしれません。
《コウホネの基本情報》
スイレン科。常緑の多年草。
北半球に10種ほど分布し、日本にはそのうち7種がみられます。
「オゼ(尾瀬)コウホネ」など、生育地の地名を冠した種類も。
茎を水中にはわせ、さらにその下の泥の中に、ワサビのような根茎をもっています。
家庭で栽培する場合は、「睡蓮鉢」を使って、水深20センチくらいは欲しいところ。
花期は、6月~8月にかけて。
直径3~5センチほどの黄金色の花を、水面から花茎を伸ばして咲かせます。
時間が経つにつれ、次第にオレンジ色っぽくなるようです。
「黄味餡(きみあん)」のお菓子とか、「落雁(らくがん)」とか、
ついつい「和菓子」を思い浮かべてしまうたたずまい^^;
(はげしく個人的な見解~)
一見、花びらに見えるのは、「萼」で、
本当の花びらは、内側の、「コイルっぽい」部分。
雄しべの下に、輪っか状についています。
《コウホネ 名前の由来》
水中の茎(根茎)が、白く、ある程度の太さがあって、まるで「骨」のようだということから、「川の骨」=コウホネ、となったようです。
《コウホネは2種類の葉を持つ》
「水中葉」と「水上葉」を持っていて、水量の増減に対応している、なかなかカシコイお方。
水中葉・・・水中の小さく細長い葉。
浮葉・・・スイレンの葉のように水面にぺったり浮かぶ葉。
水の深い所で使っているようです。
水上葉・・・水面よりも上に茎を伸ばして、大きく茂る葉。
水が浅かったり、周囲に植物が繁茂している場所で使用。
こうしてみると、なかなかの生存巧者に思えますが、いかんせん「水質」にこだわりがあるようで、
環境破壊に伴って「絶滅危惧種」になっているものも。
どこか「崇高」な存在、守っていかねば、なりませんね。
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