8月8日の誕生花は「クレオメ」
クレオメの花言葉は「あなたの容姿に酔う」
《蝶がヒラヒラ、別名いろいろ》
「セイヨウフウチョウソウ(西洋風蝶草)」
「スイチョウカ(酔蝶花)」とも呼ばれます。
確かに、蝶が群れ集まっているようにも、
見えますね。
日本では「蝶」ですが、ところ変われば・・・
《クレオメの基本情報》
フウチョウソウ科。一年草。
原産地は、熱帯~南アメリカ。カリブ海沿岸地域の島々などです。
日本への渡来は、明治時代のはじめとされます。
かなり丈夫な性質で、こぼれダネから野生化しているものもみられるようです。
草丈は、80センチ~1メートルほど。
花期は、6月~10月にかけて。
4本の雄しべが長く、チョウの触覚や足に見立て、「フウチョウソウ」の名前に。
花色はピンク、白に、藤色も。
一株に、グラデーションのようにピンクと白が咲き混じります。
夕方に咲き始め、翌日の夕方にはしぼむ「一日花」。
《酔えば酔うほど・・・》
咲き始めはピンクですが、時間が経つにつれて、白っぽくなっていくようです。
白とピンクの花が混在している様子を、お酒に酔うことに見立てて、「酔蝶花」という中国名もあります。
芙蓉にも「スイフヨウ(酔芙蓉)」がありますが、こちらは次第にピンクになって行くので、この花とは逆です。
でも、「酔い」の時系列としては、スイフヨウの方が正確、ですかな。
(酔えば酔うほど顔色が白くなるって・・・? そりゃ飲み過ぎってもんでしょう^^;)
《クレオメ 英語では・・・?》
「ところ変われば」のココロは、英名。
「ジャイアントスパイダーフラワー」と、なっています。
見た目からなのか、この花は発する独特の臭気からなのか(「香り」というよりも「匂い」って感じだそうです)、「クモ」に見立てたのですね。
・・・にしても、なかなか華やかでゴージャスなクモ。
「あなたの容姿に酔わされ」ても、タランチュラのような毒はありませんので、ご安心あれ。
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