8月14日の誕生花は「アンモビウム」
アンモビウムの花言葉は「不変の誓い」
《アンモビウムは不思議な花》
「アンモナイト」では、ございません。
(いきなり失礼致しました・・・)
しかし、「花もち」の点から見ると、
「化石なみ」かもしれません(?)。
もともと水分量が少ない「生きたドライフラワー」。
日本名は、「真性貝細工(シンセイカイザイク)」であります。
《アンモビウムの基本情報》
キク科。一年草。
原産地は、オーストラリア。
日本への渡来は、近種の「ムギワラギク」と同じころ、江戸時代の終わりと考えられています。
草丈は、40~60センチほど。
茎に、「スターチス」のような羽状の部分がみられます。
花期は、
秋まきの場合、翌年の5月~6月にかけて、
春まきの場合、7月~8月にかけて。
直径5センチほどの白い花は、中心部分が黄色い「管状花」、それを取り巻く白い部分は、花びらではなくて「総苞(そうほう)」・・・萼(がく)が変化したもの・・・から成り立っています。
《アンモビムは宝飾品?》
「貝細工」とは、まるで貝で作られたような質感をあらわしたもの。
たしかに、カメオのブローチや貝ボタンのような光沢があります。
以前ご紹介した「ムギワラギク」は、その大きさから「テイオウ(帝王)カイザイク」ですが、こちらは白一点の花色で、より一層の「貝細工」っぽさから、
スバリ「シンセイカイザイク(真正貝細工)」!
・・・迫力、ありますな。
もともとオーストラリアの砂地に生育する花なので、日当たりのよい、やせた土壌でよく育つ「省エネ植物」。
肥料と水のやりすぎは、かえってためになりません。
(「子育てにも、似ている」?・・・むむっ、どうでしょう)
存在そのものが乾燥してますので、切り花として飾る場合、花瓶に水を入れないでおけば、あっという間にドライフラワー。
「不変の誓い」をたてるときには、ぜひ、おそばにどうぞ。
(禁煙!? ダイエット!?)
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