8月15日の誕生花は「オクラ」
オクラの花言葉は「恋によって身が細る」
《「オクラ」は、日本語にあらず!?》
夏の健康野菜のひとつ。
ネバネバが、体にとってもいいんですね。
意外や意外「オクラ」は、
日本語では、ないんです。
《オクラの基本情報》
アオイ科。一年草。
原産地は、アフリカ東北部。
日本への渡来は、イランなどの中近東・中国を経て、江戸時代の末から明治のはじめとされます。
しかし、青臭さとネバネバが敬遠され、なかなか普及せず、食用としてではなくむしろ花の観賞を目的としていた時代が長く続きました。
野菜として本格的に普及しはじめたのは、1960年代。
100年の時を要したというワケです。
う~む、「ねばり強さ」はここでも遺憾なく発揮された!?
草丈は、1メートルほど。結構大きくなります。
花期は、7~8月にかけて、
ハイビスカスやトロロアオイに似た、直径7~9センチほどの、クリーム色の5弁花を咲かせます。
1~2日でしぼみ、その後、10日ほどでオクラの収穫となります。
《「オクラ」は、英語だった!》
「オクラ」という名前は、「お蔵」でも「お暗」でもなく、そもそも日本語ではありません。
「okra」という英語名、なんですね~。
外来語がそのまま定着したのです。(「コンペイトウ」「テンプラ」みたいですな)
アメリカ南部では、「ガンポ」と呼ばれ、トマトや鶏肉と一緒に煮込んだ具だくさんスープは、「おふくろの味」。
《オクラの健康成分は?》
ネバネバは、水溶性食物繊維の「ペクチン」と、タンパク質の一種「ムチン」。
その他ビタミン・ミネラルも豊富で、胃の粘膜を保護し、糖尿病予防や、下痢や便秘にも効果的。
「恋によって身が細る」どころか、オクラの「実」は、日に日に太くなるのに加え、健康的な「身」を作る手助けをしてくれます。
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